好川哲人「プロジェクトマネジメントの基本」、日本実業出版社(2011)
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また、この本の内容をベースに、2日間のセミナーを行っています。次回は、10月5日~6日です。
プロジェクトを成功させる10のベストプラクティス~PM2.0の勘所
さて、それではこの本のまえがきをご紹介します。
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【狙い】プロジェクトマネジメントチームの形態や役割を理解し、活動の指針を得る。
【対象者】PMOスタッフ、プロジェクトマネジャー、プロジェクトリーダー、プロジェクトスポンサ
【効果】プロジェクトマネジメントチームをどのように体制し、どのように役割を分担し、どのようなプロジェクトマネジメント活動を行うかを、事例によって理解できる。
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__《 このセミナーの効用は 》___________
知識を得る ★★★★
実行力を高める ★★★★
思考力を高める ★★★
__《 このセミナーへのイントロ 》___________
プロジェクトマネジメントの普及とともに、いつのまにか、スーパーPM待望論のようなものが出てきました。現場目線でみると、そのような発想になるのはよく分かります。
が、幻想です。正確にいえば、そのようなプロジェクトマネジャーは存在します。この記事を書いている好川は過去に1000人以上のプロジェクトマネジャーのインタビューをしていますが、その中で数名というレベルです。優れたプロジェクトマネジャーに資質は関係ないと思っていますが、スーパーPMについてはほとんど天賦の才だと考えるべきです。そういっているのは、好川もプロジェクトマネジャーとしての能力は上位の1割くらいに入っていると思っていますが、どうころんでもスーパーPMと目される人のようにはなれないと思ったからです。
そこで、幻想を捨てたときに、今一度考えてみる必要があるのは、プロジェクトマネジメントを誰が行うかです。たとえば、PMBOKでは3つのロールがあります。
・プロジェクトマネジャー
・プロジェクトマネジメントチーム
・プロジェクトスポンサー
の3つです。現実問題として、PMBOKで想定されているプロジェクトマネジメントをプロジェクトマネジャー一人で行えるとすれば、それはスーパーPMにほかなりません。PMBOKではこの3つのロールが協力してプロジェクトマネジメントを行うことを「前提」としていますし、PMBOKに限らず、どんなプロジェクトマネジメント手法でも同様なことが言えるでしょう。
このセミナーはこの中で、プロジェクトマネジメントチームが行うべきプロジェクトマネジメントについて全体像を示し、プロジェクトマネジャーの行うプロジェクトマネジメント、プロジェクトスポンサーの行うプロジェクトマネジメントとの役割分担や実施体制、および、プロジェクトマネジメントの統合について解説します。
このコーナーは、みなさまと一期一会の機会となるセミナーの紹介コーナーです。このコーナーでは、セミナーの効用と、セミナーの内容を紹介します。
__《 このセミナーの効用は 》___________
知識を得る ★★★★
実行力を高める ★★★★
思考力を高める ★★★★
__《 このセミナーへのイントロ 》___________
リーダーとしてプロジェクトを成功に導くには、行動の規範を持ち、プロジェクトの立ち上げ、計画、実行、コントロールの各フェーズ、および、トラブル時に、規範に
基づく適切なリーダー行動を取る必要があります。
このセミナーでは、5つの行動の規範、および、具体的なリーダー行動を提示するとともに、自らのリーダーとしての行動イメージを作り上げていきます。
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一期一会
~プロジェクトを成功させる10のベストプラクティス
PMstyleプロデューサー 好川哲人
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このコーナーは、みなさまと一期一会の機会となるセミナーの紹介コーナーです。このコーナーでは、セミナーの効用と、セミナーの内容を紹介します。
__《 このセミナーの効用は 》___________
知識を得る ★★★★★
実行力を高める ★★★★
思考力を高める ★★★
__《 このセミナーへのイントロ 》___________
プロジェクトマネジメントにはこの手順でやればうまくいくという正解プロセスはありません。しかし、成功の法則はあります。それが「ベストプラクティス」です。
ベストプラクティスとは、技法/手法/プロセス/活動などのプラクティスの中で、ある結果を最も効率的に得られるものです。プロジェクトマネジメントでもっとも使われているベストプラクティスは、技法/手法/プロセスを示すPMBOKです。このセミナーはPMBOKで扱われていない、活動のベストプラクティスに焦点を当て、その活動を実施するために役立つ手法やプロセスを紹介します。
筋のよいベストプラクティスを覚え、効果的に使いこなしていきましょう。
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プロジェクトをマネジメントするために必要なコミュニケーションを理解する
PMstyleセミナーコンシェルジュ 鈴木道代
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【狙い】プロジェクトにおいて、コミュニケーションがなぜ必要かを知る
コミュニケーションマネジメントの仕組みを理解し、実践するためのポイントを習得する
【対象者】プロジェクトマネジャー、プロジェクトリーダー、プロジェクトメンバー
【効果】プロジェクトマネジメントを円滑にするためのコミュニケーションを行うことができる
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議論を見える化し、話し合いを効果的、効率的に進めていく手法を学ぶ
PMstyleセミナーコンシェルジュ 鈴木道代
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【狙い】図を使って、議論を見える化し、ファシリテーションを効果的に進めていく
ファシリテーション・グラフィックスキルの習得
【対象者】プロジェクトマネジャー、プロジェクトリーダー、プロジェクトスポンサ
ー、プロジェクトメンバー
【効果】ファシリテーション・グラフィックスキルを習得することで、話し合いを効
果的、効率的に進めることができるようになる
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プロジェクトマネジメントチームによるプロジェクトの運営・管理
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【狙い】プロジェクトマネジメントチームの形態や役割を理解し、活動の指針を得る。
【対象者】PMOスタッフ、プロジェクトマネジャー、プロジェクトリーダー、
プロジェクトスポンサ
【効果】プロジェクトマネジメントチームをどのように体制し、どのように役割を分
担し、どのようなプロジェクトマネジメント活動を行うかを、事例によって
理解できる。
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プロジェクトにおけるリーダーシップ行動を理解し、実践する方法を学ぶ
PMstyleセミナーコンシェルジュ 鈴木道代
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【狙い】プロジェクトにおいて、必要なリーダーシップ規範を知る
プロジェクトマネジメント活動を通じてリーダーシップを発揮する方法を理
解し、行動する
【対象者】プロジェクトマネジャー、プロジェクトリーダー、プロジェクトスポンサ
ー、プロジェクトメンバー
【効果】プロジェクトを成功させるために必要なリーダーシップの5原理を理解し、
5つのリーダーシップを発揮するために、立ち上げ、実行、終結、トラブル
時のそれぞれの状況で、どのような活動をすればよいかを理解する
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スコープを中心としたプロジェクトマネジメントの流れとその手法を学ぶ
PMstyleセミナーコンシェルジュ 鈴木道代
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【狙い】スコープマネジメントは、タイムとコストのバランスであることを理解し、
顧客の期待はスコープで実現されることを理解する
【対象者】プロジェクトリーダー,プロジェクト・マネジャー,PMOスタッフ
【効果】スコープを中心としたプロジェクトマネジメントスキルを習得できる
・プロジェクト計画(スコープ、タイム、コスト、リスク)を作成できる
・スコープ実現に不可欠であるプロジェクトマネジメントの流れを理解できる
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◆プロジェクトの定義
PMBOKガイド(R)では、プロジェクトの定義として、
・有期性
・新規性
・段階的詳細化
を挙げています。
プロジェクト作業とは、決められた期間で、新しい成果物、経験したことのない成果物を作る作業であり、そのため、作業は段階的に詳細化される。と定義しています。
※成果物:作業することによって完成される製品やサービスなどのこと
ここで、実業務での作業を考えてみましょう。