カテゴリ

Powered by Six Apart

PMstyle 2021年1月~4月ZOOM公開セミナー(★:開催決定)

Twitterアカウント(PMstyle)

PMstyle facebook

2020年12月28日 (月)

【マネジメントスタイル:雑談11】ミドルアップダウンで組織文化を構築する

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Middle

◆ミドルトップダウンとは

著者がミドルアップダウンという言葉は初めて耳にしたのは、1994年くらいでした。情報源は金井壽宏先生、米倉誠一郎先生、沼上 幹先生という日本の経営学を作られた3人の先生の書かれた「創造するミドル」(有斐閣、1994)という本だったように思います。

この本は、バブル崩壊で疲れたミドルマネジャーに励ましのメッセージを送るために書かれた本で、創造的な活動をしているミドルへのインタビューが詳細に紹介されています。

この中で、創造するミドルに共通しているのは、

・会社の今に「主体的な危機感」を持っている
・動機に重なる「原体験」を持っている
・想いや行動に共感した「仲間(時に上司)」ができる

の3つだとしています。こういうスタイルのマネジメントがミドルトップダウンだとも言えますし、もう少し一般的に言えば、ミドルトップダウンとは、

トップと一般社員の中間に位置するミドルが主体的に動き、第一線で働く現場の声を吸い上げて経営に提言したり、経営者が発信しているメッセージをわかりやすく一般社員に伝えたりする役割を担うことによって経営成果を高めていこうとするマネジメント方式

だということができます。

当時は、日本ではボトムアップスタイルが主流で、経営より現場の方が強く、その中で業績のよい組織はボトムアップにミドルが巧みに絡んでいたので当たり前のような気がしていましたが、その後、特にグローバル化と、企業ガバナンスの強化とともに日本の経営もトップダウン経営になっていきました。

続きを読む »

2020年12月17日 (木)

【お知らせ】「VUCAマネジメント塾」開始

「VUCAマネジメント塾 」https://www.facebook.com/groups/vucamgmt

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Vucamgtcover

◆「VUCAマネジメント塾」設立

PMstyleでは、株式会社スタイリッシュアイデア様(代表取締役:新井宏征)と共同でVUCA時代に対応するマネジメントの支援サービスの提供を始めます。

そのサービスの中核として「VUCAマネジメント塾」を創設しました。

このお知らせでは、「VUCAマネジメント塾」で何をやろうとしているのかについてお話します。

続きを読む »

2020年12月16日 (水)

【お知らせ】「コンセプチュアルリーダー塾」リスタート

PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

Conceptual_leader


コンセプチュアルリーダー塾の活動を見直し、リスタートします。ロゴも作りました。

コンセプチュアルスキルを仕事やマネジメントに活かしたいと考えている人の交流の場にしたいと思っています。ぜひ、ご参加ください!

塾のホームページはこちらのFBグループです。

コンセプチュアルリーダー塾
https://www.facebook.com/groups/354890747963982

濃度の濃い交流をしたいのでクローズなグループになっています。お手数ですが、上のページから登録申請をお願いします。


さて、コンセプチュアルリーダー塾の活動としては、まず、2021年から

「コンセプチュアルスキルを活用した思考と行動をする」

ことを目指すワークショップ活動を開始します!ちょっとフライングですが、12月24日に第1回のイベントを行いますので、ぜひ、ご参加ください!

このほか、現在計画している活動としては、オンラインのダイアログを企画中です。2021年3月くらいから開始できそうな感じです。

このような活動について、状況を共有するために、今後、「コンセプチュアルリーダー塾」通信として週1回くらいの感じでニュースレターを発行します。こちらもお楽しみいただければ嬉しいです・

コンセプチュアルリーダー通信は、メルマガ「コンセプチュアル・マネジメント」のチャネルで配信していますので、配信を希望される方は「コンセプチュアル・マネジメント」にご登録ください。

こちらから登録できます。

メールマガジン「コンセプチュアル・マネジメント」登録・解除
https://mat.lekumo.biz/ppf/conceptual_management.html

続きを読む »

【マネジメントスタイル:雑談10】組織文化変革のエンジンとしての「組織学習」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Learning2

◆組織文化を変えるエンジン「組織学習」

これまで3回にわたって、組織文化について書いてきましたが、

「で、結局、どうすれば組織文化は変わるの?」

という疑問を持たれた方も多いと思います。これについては、エドガー・シャイン先生の

「組織文化は、リーダーによって創造され、そしてリーダーシップの最も決定的な機能の一つが文化の創造であり、文化の管理であり、文化の破壊である」

という指摘に従い、noteで

「組織文化とリーダーシップ」
https://note.com/ppf/m/m82cad02a69a0

という連載を始め、リーダーを中心にしてどのように取り組んでいくかをじっくりとお話していく予定です。すでに第1回は公開していますので、是非お読みください。

「第1回 ルールから組織文化へ」
https://note.com/ppf/n/n2d88f0756554

今回は組織文化の変革の背後にある一つの概念を紹介しておきたいと思います。それは、

「組織学習」

という概念です。簡単にいえば、組織文化の構築や変革は、組織学習を経て実現されると考えられるからです。いわば、組織文化を変えるエンジンになるのが組織学習です。

続きを読む »

2020年11月25日 (水)

【マネジメントスタイル:雑談9】組織文化について考える(3)~組織文化を変革する

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「組織文化について考える」のバックナンバーはこちら
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Oc

◆はじめに

前回は、シャインの3レベルの組織文化のモデルを説明して、シャインが行ったDEC社のケーススタディの例を紹介しました。シャインの組織文化のポイントが、人工の産物(レベル1)と信奉されている価値観(レベル2)のベースにある基本的仮定(レベル3)であることは理解いただけたかと思います。

シャインはこの基本的仮定(前提認識)について、

・外的適用に関する前提認識
・内部的統合のマネジメントに関する前提認識
・深いところの文化の前提認識

の3つに分け、それぞれについて詳細に分析しています。これらについては、この記事では深掘りせず、基本的仮定として一括りに考えますが、、新しく始めた連載

「組織文化とリーダーシップ」
https://note.com/ppf/m/m82cad02a69a0

で紹介したいと思います。

ここでは、組織文化の話題の最後として、どのように組織文化を変革していくのかを簡単に説明し、新連載につないでいきたいと思います。

続きを読む »

2020年11月11日 (水)

【マネジメントスタイル:雑談8】組織文化について考える(2)~組織文化の3つのレベル

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Culture3◆組織文化の本質は基本的仮定

前回、シャインの組織文化論の入り口として、3つのレベル、すなわち

レベル1:人工的に創造されたもの(artifact)
レベル2:信条と価値観(espoused belief and values)
レベル3:基本的仮定(assumption)

を紹介しました。前回は英語は紹介していませんが、「組織文化とリーダーシップ」(ダイヤモンド社、白桃書房)の翻訳とは少し表現が異なりますので、念のために英語も併記しておきます。

assumtionを基本的仮定としているのは違和感がある人がいるかもしれませんが、違和感があれば「前提条件」と読み替えてください。ただし、シャインの言うassumptionとは、一般的な意味での前提条件ではなく、組織の中で基本的な深いところに保たれている前提条件であることには注意しておいてください。

さて、この3つのレベルは相互関係があるというのは前回説明した通りですが、シャインの組織文化の本質は三番目の基本的仮定にあります。違う言い方をすると、意識されることなく当然のものとして抱いている信条や価値観です。

基本的仮定は、組織において、問題に対する解決策が繰り返し成功を収め、それが当然のこととして認められるようになってきたものです。これは、直感や価値観によってのみ支持されていた仮説が次第に現実のものとして認められるようになったことを意味しています。

続きを読む »

2020年11月 6日 (金)

12月8日にVUCAマネジメント塾の第2回説明会&体験会を開催します。

Cover9qmmksh8qnmtrfw0uo6ds7mk5u9_2

◆はじめに

第1回では好川が前説をやり、スタイリッシュ・アイデアの新井 宏征さんがメインスピーカーとしてシナリオプラニングの解説と体験セッションをやりました。

第2回は役割を入れ替え、新井さんが前説をやり、好川がメインセッションをやります。セッションのテーマは好川のライフワークテーマである「組織文化」です。

メルマガでも書きましたが、好川は90年代の初頭にエドガー・シャイン先生の「組織文化とリーダーシップ」(ダイヤモンド社)を読んでこのテーマに興味を持ち、95年に神戸大学の金井先生のゼミで勉強させて頂き、それ以来、さまざまなコンサルティングの際に「まかない」として提供してきたテーマです。

2000年くらいに開発した「PM養成講座」という連続講座でも組織文化の変革が入っていますし、PMO向けに提供しているプロジェクトマネジメント定着コンサルティングプログラムでは組織文化という言葉は使わないようにしていますが、シャインの考え方が入っています。

続きを読む »

2020年10月27日 (火)

【PMスタイル考】第171話 プロジェクトは「意味」で動かす

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

Imi2

◆プロジェクトは「目標」で動くのか

プロジェクトを動かしているのは、上位組織が戦略計画や事業改革からプロジェクトに落とし込む「目標」であると多くの人が信じている。

これに対して、「最も影響力のある経営思想家」トップ50人にも選ばれているマーカス・バッキンガム氏が興味深いことを言っている。それは、

「最高の企業は目標を落とし込まない。最高の企業は「意味」を落としこむ。」

だ。バッキンガム氏がこのように考える背景には、

「目標が役に立つかどうかの判断する唯一の基準は自分自身で自発的に設定したかどうかだ」

という考え方がある。これを基準に考えると、上位組織が落とし込んだプロジェクトの目標は役に立たないことになる。

今回のPMスタイル考はこの問題について考えてみたい。

続きを読む »

2020年10月20日 (火)

【VUCAマネジメント塾】VUCAについて書いた記事のリスト(VUCAポータル記事)

Vucamgtcover_3

◆はじめに

2020年10月から、VUCAマネジメント塾を始めることになりました。

「VUCAマネジメント塾 ~ VUCA時代のマネジメントスタイルを探求する」
https://vuca-mgmt.peatix.com/

いい区切りなので、これまでVUCAについて書いた記事をリストにしておきます。ここをVUCAマネジメントに関する情報発信のポータルにしたいと思います。

◆「マネジメントスタイル」シリーズに書いた記事

まず、この半年くらいかなり意識して書いているのが、PMstyleプロディースのマネジメントスタイルというシリーズに雑談を作り今のところ書いたテーマは、

・リーダーシップか、オーナーシップか
・問題解決から問題発見へ
・全員リーダーシップ
・新しい現場主義

などです。

【マネジメントスタイル:雑談3】VUCAな時代に適応していくには「オーナシップ」が不可欠である
https://mat.lekumo.biz/pmstyle/2020/08/vuca-77e9.html

【マネジメントスタイル:雑談4】VUCAの時代には問題解決より問題発見が重要である
https://mat.lekumo.biz/pmstyle/2020/08/vuca-1a0d.html

【マネジメントスタイル:雑談5】VUCAの時代の「新・現場主義」~自律分散型組織をつくる
https://mat.lekumo.biz/pmstyle/2020/09/vuca-d152.html

【マネジメントスタイル:雑談6】全員がリーダーシップを持つ~VUCA時代のリーダーシップ
https://mat.lekumo.biz/pmstyle/2020/09/vuca-9f24.html

今後は、マネジメントスタイルのVUCAに関するものは、「VUCAマネジメント塾コラム」に書いていこうと思っています。

VUCAマネジメント塾コラム
https://mat.lekumo.biz/pmstyle/vuca_column/

続きを読む »

2020年10月13日 (火)

【VUCAマネジメント塾コラム】コミュニケーションせずに、コラボレーションすることは可能か?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Vucamgtcover_2

◆「あうん」

ちょっと必要があって、阿吽(あるん)ってどういう意味だと思って、ネットで検索したら

「サンスクリット語のアルファベットの最初の字音である「ア」と最後の字音である「フーム」をさす言葉。密教では,この2字が万有の始原と究極を象徴するとし,それぞれ万有の原理,それらの帰着する智徳を示すとする。」(ブリタニカ国際大百科事典)

という説明が出てきました。同じページにあったデジタル大辞典では、このような説明に加えて

「仁王(におう)や狛犬(こまいぬ)などにみられる、口を開いた阿形(あぎょう)と、口を閉じた吽形(うんぎょう)の一対の姿」

という説明があり、また、たぶん、ここから来た意味なのでしょうが、

「吐く息と吸う息。呼吸。」

という説明もありました。

ついでに英語でなんというかを調べたら単語としては、「A-un」としているものが多いようですが、「阿吽の呼吸」にいては、「息がぴったり」や「非常に気が合っている」といった意味だとして、例えば、

They have a good chemistry.

と訳したりしているようです。

続きを読む »