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2021年6月10日 (木)

【PMスタイル考】第176話 プロジェクトはパーパスで動かす

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◆トラディッショナルなプロジェクト

プロジェクトといえば、何か具体的な目標があって、その目標を達成するために行うものだとイメージされている人もいれば、逆に、ミッションがあって、ミッションの達成のために試行錯誤しながら行うものだというイメージの人もいます。

分からないところがどこに注目してプロジェクトを整理してみますと、

(1)目標が決まっており、目標達成の方法も分かっており、さらにその目標達成に必要なコストや時間も分かっているプロジェクト
(2)目標が決まっており、目標達成の方法も分かっているが、その目標達成に必要なコストや時間が分からないプロジェクト
(3)目標は決まっているが、目標達成の方法が分からず、従って目標達成に必要なコストや時間も分からないプロジェクト
(4)目的はあるが、目標が決まっていないプロジェクト
(5)目的が曖昧で、プロジェクトを実施することだけが決まっているプロジェクト

の5つに分けることができます。

VUCA時代以前のプロジェクトですと、プロジェクトには製品やサービスの開発が中心で、、その場合(1)、(2)が圧倒的に多く、(3)はチャレンジの必要なプロジェクトだと考えられていました。また、(4)、(5)はプロジェクトとしては認可すべきではないと考えられていました。

ただ、例外的に行われていたのは、〇〇変革プロジェクトで、これは(4)のタイプのプロジェクトとして行われることがよくあります。これらのプロジェクトは成功/失敗があまり明確になりません。目標が決まっていないからで、目的を実現できたかどうかには主観的な判断が入るからです。

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2013年7月12日 (金)

【告知】質の高い振返りでプロジェクトを変える「振返り講座」

Furikaeri1_2 PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

プロジェクトマネジメントの導入が盛んになって、10年くらいになります。どこの企業でも、それなりの標準を準備し、適切なプロジェクトマネジメントの実践に苦心をしています。

そんな中で、傍目からみても、効果が出ている企業と出ているとは言い難い企業があります。なぜでしょうか?

仕組みの導入には一般的な法則があります。それは、導入初期には仕組みは未熟であり、ユーザの関心が低いことです。この状況で行っていることは大きくは2つに分かれます。

ひとつはガバナンスを強化することです。つまり、標準に沿った方法でプロジェクトマネジメントをさせることです。もう一つは、標準を改良することを前提とし、プロジェクトマネジャーをはじめ、スポンサー、チームリーダーなど関係者全員が、当事者にするような工夫をすることです。


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2012年5月30日 (水)

「プロジェティスタへの旅」をご一緒しませんか?

Creative3ビジネスパーソンは2つに分けることができます。ビジネスを創れる人と、創られたビジネスを遂行する人です。前者をリーダーといい、後者をマネジャーと呼びます。

今、日本で求められている人材は前者です。中でも、インベンティブなリーダーが求められています。インベンティブな(創意工夫に富んだ)マインドを持ち、イノベーションを起こしていけるリーダーを、「プロジェティスタ」と言います。

今ほど、「プロジェティスタ」が求められている時代はないでしょう。スティーブ・ジョブズが他界して半年になりますが、いまだに、ジョブズへの賞賛がやむことはありません。

3年前に3年前に有志で「プロジェティスタ研究会」を始めたときに、最初に議論したのが、歴史上の「プロジェティスタ」っぽい人は誰かということでした。

多かったのは、ジョブズや織田信長でした。2人とも、いま、日本で最も求められている人材です。彼らになることはできなくても、彼らのようになることはできるはずです。どうすれば、彼らのようになれるかを知りたい。「プロジェティスタへの旅」がプロジェティスタ研究会の目標でした。

震災の影響で動けなくなり、研究会は自然解散のような形になりましたが、新たに、オンラインのSIGを創り、プロジェティスタへの旅をリスタートしようと思っています。

当面のキーワードは、アジャイル、リーン、デザイン思考、「小さく賭ける」など。

興味のある方はこちらをご覧ください。

【プロジェティスタ】オンラインのSIGを作ります。

2011年7月21日 (木)

【プロジェクト型ワークスタイルを確立しよう!】第1話 ワークスタイルとは

Project◆プロジェクトとして仕事をしているが、、、

イノベーションの重要性が高まるとともに、プロジェクト型の業務遂行のニーズが高まり、組織としてプロジェクト型のワークスタイルへの変革が求められるようになってきました。
IT企業のように業務の大半をプロジェクトとして行っている企業も少なくありませんが、プロジェクト型のワークスタイルを実現している企業は稀だと言ってよいでしょう。

このギャップは、ワークスタイルの意味にあります。ここでいうワークスタイルとは、単に形の問題ではなく、組織のメンバーの一人一人がそのようなスタイルで仕事をしていることに意義を感じ、そのスタイルの特性を積極的に活かそうとしていることを言っています。



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