レジリエンス(回復力/再起力)を高める
https://mat.lekumo.biz/pmstyle/2020/04/zoom-067d.html
◆レジリエンスの広まり
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478012334/opc-22/ref=nosim
2013年度のPMstyleのコンセプトです。
PMstyleでは、これから、ユーザ主導型プロジェクトマネジメント(UserStyle)というコンセプト提案をしていきます。
その最初の取り組みとして、コンセプトの解説を行う連載記事「ユーザ主導型プロジェクトの編成とマネジメント」を開始しました。
このコンセプト提案を行う契機になったのが、日経コンピュータの前編集長の谷島宣之さんが過去の取材記事をベースにまとめられた本です。
日経コンピュータ「開発・改良の切り札 システム内製を極める」、日経BP社(2011)
書籍の詳しい内容はビジネス書の杜の紹介記事をお読みください。
この本で提唱されている「ユーザ主体開発」は今後、極めて重要になってくると思われれるビジネス活動です。
これまでも、企業情報システムを内製化すべきかどうかは、ずっとあった議論です。この本は、本書用の新規取材を含めて、これまでの日経コンピュータ の取材記事に基づき書かれています。その中には、5年以上前の事例も含まれています。そのくらい前からあった議論です。そのほとんどは、技術的な観点から の議論でした。
しかし、ユーザ主体というのは内製化の議論を超え、マネジメントの議論を含みます。つまり、開発するかどうかが必ずしも問題ではなく、主体性を持って情報化を行うのか、提供されるものを使うのかの議論です。
この議論は、戦略実行はもちろん、戦略策定にも大きな影響を与えます。その意味で、今後、重要になってきます。そのような視点から、ユーザ主体開発を行うためには、どういうマネジメントが必要というのが上に紹介した連載記事のテーマです。
その連載開始の記念としても、本書のプレゼントを行います。プレゼントを希望される方は、以下の応募ページから応募ください。
https://mat.lekumo.biz/pmstyle/present.html
なお、本プレゼントとは別のプレゼントとして、ビジネス書の杜でも同じ本のプレゼントをしています。どうしても、手に入れたいという方は、ビジネス書の杜の方にも応募してください!
◆プロジェクトマネジャー1.0
4年前から、日本プロジェクトマネジメント協会のSIG活動で、「ITプロジェクトマネジャーの成功条件」という研究を行っている。同協会から報告書が配布されており、無料で手に入るので関心のある方は、同協会に問い合わせて欲しい。
結論をいえば、
・業務スキル
・ヒューマンスキル(特に、コミュニケーションスキル)
が高い人ということで、まあ、プロジェクトマネジャーの育成に関わっている人が漠然と感じ、できるプロジェクトマネジャーが持論として持っているような感じの結論だった。
PMBOKの能力モデルをベースにした600以上のサンプル数のあるアンケートの分析なので、多くの人はこの結果に納得するのではないだろうか。
この調査は、リーマンショック前のプロジェクトマネジャーの人材像ではないかと思うことがある。リーマンショックを境に、米国のビジネスマンのスタイルが変わったという記事を時々、目にする。その変化は戦略スタイルに現れている。
PMstyleのfacebookページの概要に
ピーエムスタイルはプロジェクトをビジネスのエンジンにします
と書いています。
ある知人から、
ピーエムスタイルはプロジェクトマネジメントをビジネスのエンジンにします
の間違いではないのかという指摘がありました。