PMstyle 2024年5月~8月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

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2012年1月23日 (月)

【告知コラム】アジャイル開発のためのプロジェクトマネジメント

Agile来年度はアジャイルプロジェクトマネジメントに力を入れようと思っています。

今年度、いくつか、アジャイルプロジェクトマネジメントについて知ってもらう趣旨のセミナーをやってきました。その中で、参加された方と情報交換しているうちに、方向性が見えてきたような気がします。

基本的なコンセプトは、アジャイル開発を活かすプロジェクトマネジメントです。アジャイル開発は技術ライフサイクルでいえば、成長期を終え、成熟期にかかりつつあります。しかし、アジャイル開発を行うプロジェクトのマネジメントは、揺籃期から、やっと成長期に入り始めたくらいだと思います。また、プロジェクトをコントロールする確立された方法すらないのが現状です。

一方で、この10年、多くの企業はウォーターフォール型の開発を前提にして、プロジェクトマネジメントを確立してきました。

そこで、いまあるプロジェクトマネジメントの枠組みを活かしつつ、業務プロセスをアジャイルにするにはどうすればよいかという課題に行きつきます。

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2011年12月 5日 (月)

【告知コラム】プログラムマネジメントの時代に求められるプロジェクトマネジメント

Agile2PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

僕の知人であるPMAJ副理事長の佐藤義男さんは、10年来、PMIの北米大会に参加されていて(自費!)、PMAJで発表をされています。

今年、目立ったこととして、3点、挙げられていました。

1.名刺交換をすると「プログラムマネジャー」の名刺を持つ人が急増!
2.アジャイルプロジェクトマネジメントのトピックスや、話題が急増!
3.PMOのスタッフにインターパーソナルスキルを身につけさせる企業が急増!

の3点です。

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2011年6月 4日 (土)

【アジャイルプロジェクトマネジメント入門】アジャイルでプロジェクトマネジメント3.0

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      アジャイルプロジェクトマネジメント入門
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【開催要領】

日時:2011年06月29日(水) 9:30-18:30(9:10受付開始)
場所:ヴィラフォンテーヌカンファレンスセンター汐留(東京都港区)
講師:好川哲人(株式会社プロジェクトマネジメントオフィス、MBA)
PDU:8PDU's
詳細・お申込 http://www.pmstyle.biz/smn/pm_agile.htm
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  統合的プロジェクトマネジメントのアジャイル化を学ぶ
       PMstyleプロデューサー 好川哲人
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【狙い】
統合的プロジェクトマネジメントの中に、アジャイルプロジェクトマネジメントのプ
ラクティスを導入し、リードタイムの短縮と顧客参加型プロジェクトを実現する

【対象者】
プロジェクト上位管理者,プロジェクト・マネジャー,PMOスタッフ

【効果】
アジャイルプロジェクトマネジメントの考え方と実例を学ぶことができる
・アジャイルプロジェクトのプラクティスを学ぶことができる
・統合プロジェクトマネジメントとアジャイルプロジェクトマネジメントの統合方法
が身に付く

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PMBOKに代表される統合的プロジェクトマネジメントの中に、アジャイルプロジ
ェクトマネジメントのプラクティスを取り入れることが注目されるようになってきて
います。特に

(1)リードタイムの短縮
(2)コ・クリエイションの実現

の2つのニーズへのソリューションとして注目されています。

(1)はもともと、プロジェクトマネジメントが本分としていたところで、プロジェ
クトを取り巻く環境が厳しくなる中で、アジャイルプロジェクトマネジメントのプラ
クティスを活用することによって、より一層のスピードアップを図りたいというニー
ズです。

(2)は、顧客と一体になったプロジェクトの推進をしたいというニーズです。特に、
これまでのように、市場要求や顧客要求を吸い上げて、プロジェクトを進めていくの
ではなく、エンドユーザや顧客がプロジェクトに参加する形でプロジェクトを進めて
いけないかというニーズです。


◆Project Management 3.0
PMstyleでは、昨年から組織的プロジェクトマネジメント、あるいは戦略的プロジェク
トマネジメントをプロジェクトマネジメント2.0と呼んでいます。米国では、すでに
プロジェクトマネジメント3.0という呼称が出てきました。きっかけになったのは、
ダニエル・ピンクのモチベーション3.0で、その後、マーケティング30など、
3.0ブームの一環としてプロジェクトマネジメントも出てきました。

その正体は、、、

組織的であり、かつ、アジャイルなプロジェクトマネジメント

です。

アジャイルプロジェクトマネジメント(開発)の弱点といえるのは、全体の計画がな
く、統制が取れないことです。もちろん、計画をプロジェクト計画だと認識するので
あれば、それがないことがアジャイルのアジャイルたる所以だともいえるわけですが
、一方で、プロジェクトガバナンスの観点からは困ったことなわけです。

そこで、もう少し上位の計画、たとえば、単一プロジェクトであればプロジェクト憲
章や、複数プロジェクト管理であればプログラムマネジメント計画やポートフォリオ
計画でプロジェクトガバナンスを利かせるような考え方が出てきました。

たとえば、日本でも著書「Agile Project Management」が翻訳され、アジャイルのオ
ピニオンリーダーとしてよく知られるジム・ハイスミス氏は、2009年に出版した
「Agile Project Management」の第2版で、アジャイルプロジェクトマネジメントで
マネジメントするプロジェクトをポートフォリオでガバナンスする方法を提唱してい
ます。

続きはこちらで

Project Management 3.0 http://t.co/A5slTyU

2011年5月30日 (月)

Project Management 3.0

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統合的プロジェクトマネジメントのアジャイル化を学ぶ
      PMstyleプロデューサー 好川哲人
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【狙い】統合的プロジェクトマネジメントの中に、アジャイルプロジェクトマネジメントのプラクティスを導入し、リードタイムの短縮と顧客参加型プロジェクトを実現する

【対象者】プロジェクト上位管理者,プロジェクト・マネジャー,PMOスタッフ

【効果】アジャイルプロジェクトマネジメントの考え方が理解できる
・アジャイルプロジェクトのプラクティスを学ぶことができる
・統合プロジェクトマネジメントとアジャイルプロジェクトマネジメントの統合方法が理解できる

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PMBOKに代表される統合的プロジェクトマネジメントの中に、アジャイルプロジェクトマネジメントのプラクティスを取り入れることが注目されるようになってきています。特に

(1)リードタイムの短縮
(2)コ・クリエイションの実現

の2つのニーズへのソリューションとして注目されています。

(1)はもともと、プロジェクトマネジメントが本分としていたところで、プロジェクトを取り巻く環境が厳しくなる中で、アジャイルプロジェクトマネジメントのプラクティスを活用することによって、より一層のスピードアップを図りたいというニーズです。

(2)は、顧客と一体になったプロジェクトの推進をしたいというニーズです。特に、これまでのように、市場要求や顧客要求を吸い上げて、プロジェクトを進めていくのではなく、エンドユーザや顧客がプロジェクトに参加する形でプロジェクトを進めていけないかというニーズです。

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2009年8月 2日 (日)

プロセスにこだわらないプロジェクトマネジメント

(2009/05/07)

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      プロセスにこだわらないプロジェクトマネジメントのすすめ

      エムアンドティコンサルティング 好川哲人

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◆「失敗しない」ことと、「成功する」ことの違い

PMBOKはアーキタイプ(原型)ができた1987年からみると、格段に「プロセス化」が進んできました。これがいいことかよくないことかは、使い方によりますが、確実にいえることは、複雑になってきたということです。

こういうとあれっと思う人もいらっしゃるかと思いますが、プロセスですので細かく定義すればするほど、成果の質は高くなります。その意味で複雑になること自体が悪いわけではありません。

ただし、見失ってはならないことは、マネジメントを行うことが目的ではなく、プロジェクトを成功させることが目的であるということです。

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チームワークに注目したプロジェクトマネジメント

(2009/04/13)

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◆チームダイナミックスとタックマンモデル

「チーム(グループ)ダイナミックス」という概念がある。

PMstyleでは、PMOの役割の一つにプロジェクトチームの形成支援というのを入れており、チームダイナミックスのマネジメントをPMOの業務の一つだとしているのだが、うまく理解して貰えないことが多い。抽象的な話なので、結構、難しいのかもしれない。

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私のプロジェクトはどこに向かって進むのか?

(2009/04/02)

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★ 私のプロジェクトはどこに向かって進むのか? ★

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>私のプロジェクトはどこに向かって進むのか?

単純な「問いかけ」ですが、答えられますか?

「うちの組織はそこのところがもう一つ見えてこないんだよな」

といって、プロジェクトメンバーに愚痴をこぼしているプロジェクトマネジャーの方はいらっしゃいませんか?

お互いに立場があります。組織からいえば、そこは汲んでやれってことになるのかもしれません。

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「正解の呪縛」から逃れよう!

(2009/02/27)

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◆マネジメントには正解はない。

この言葉自体はだんだん浸透しているように感じることが多いが、実態はどうか?

ずっと僕が思って気になっていることがあって、この本を読んでいたら、同じことが書いてあったので、この際、虎の威を借りて、言ってみようと思う。

藤井 清孝「グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか」、ダイヤモンド社(2009)

ちなみに、藤井さんは最近、テレビのコメンテータなどもされているのでご存じの方が多いと思うが、マッキンゼーでコンサルタントをされたあと、ケイデンス、SAPなどいくつかの企業で社長をされた後に、ルイ・ヴィトンの日本法人のCEOをつとめられ、現在はベター・プレイスという電気自動車の電池のインフラを事業化する会社の日本法人の代表取締役である。

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