私のプロジェクトはどこに向かって進むのか?
(2009/04/02)
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★ 私のプロジェクトはどこに向かって進むのか? ★
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>私のプロジェクトはどこに向かって進むのか?
単純な「問いかけ」ですが、答えられますか?
「うちの組織はそこのところがもう一つ見えてこないんだよな」
といって、プロジェクトメンバーに愚痴をこぼしているプロジェクトマネジャーの方はいらっしゃいませんか?
お互いに立場があります。組織からいえば、そこは汲んでやれってことになるのかもしれません。
すくなくとも、愚痴をいっているだけでは何も起こりません。「組織」という共通の仮想敵を設定して、メンバーとの親近感を醸し出している人もいるかもしれません。
もしそうなら、「ドナルド・ペルツの上方影響力」という言葉を覚えておいてください。
・プロジェクトマネジャーがメンバーに対して支持的行動を取ることによる効果の高さは、プロジェクトマネジャー自身の上方影響力の大きさによって左右される
・上方影響力の低いプロジェクトマネジャーによるメンバーへの配慮はその度合が大きいほどメンバーの不満が溜まる
というものです。如何でしょう?あなたがメンバーの立場だったよくわかるんじゃないでしょうか?
プロジェクトマネジャーには
>プロジェクトはどこに向かって進むのか?
という問いにきちんと答え、かつ、実現する義務があります。メンバーやすべてのステークホルダに対してです。
そのためには、何が必要か?組織がミッションを意識していようといまいと、戦略を持っていようがいまいが、プロジェクトはビジョンを持ち、目的をきちんとし、組織と握ることが必要です。
そのためのツールをご紹介します。「プロジェクト憲章」というツールです。
プロジェクト憲章は組織が書くことを定めるものではなく、プロジェクトマネジャーの一人一人が作り、ステークホルダマネジメントの手段として使っていくものです。
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