【プロデューサーの本棚】インテグレーティブ・シンキング
ロジャー・マーティン(村井 章子訳)「インテグレーティブ・シンキング」、日本経済新聞出版社(2009)
AかBか、二者択一を迫られることは実に多い。そこで、AとBの合理的な比較をし、どちらかを選ぶ。当然、その選択はメリットは大きいが失うものはある。このような意思決定でいいのだろうか?これが「インテグレーティブ・シンキング」の問題意識である。
この本を通してインテグレ―ティブシンキングの問題意識やメリット、思考方法に説明をするために、いくつかの例が紹介されている。