まずは、やらないことを決める
ピーター・ブレグマン(小川 敏子訳)「最高の人生と仕事をつかむ18分の法則」、日本経済新聞出版社(2012)
お奨め度:★★★★★
ピーター・ブレグマンはハーバード・ビジネス・レビューのサイトで最大の閲覧数を記録した人気のコラムニストである。彼のコラムをまとめた本がこれ。
46項目にわたる、少し、常識と異なることをさらっと述べている。内容は極めて濃い。
お奨め度:★★★★★
ピーター・ブレグマンはハーバード・ビジネス・レビューのサイトで最大の閲覧数を記録した人気のコラムニストである。彼のコラムをまとめた本がこれ。
46項目にわたる、少し、常識と異なることをさらっと述べている。内容は極めて濃い。
大きな分類は4つ。
・空に浮かんで世界を眺めよう
・フォーカスすることを決めよう
・やるべきことをやろう
・注意散漫を克服しよう
たとえば、注意散漫を克服しようの中には、
・不完全な状態で妥協するのではない。それを目指すのである
・世の中で通用するのは完璧さではない。生産性の方だ
といった実行しようと勇気が必要なアドバイスがさらりと書いてある。おそらく、この本に書いてあることがすべてできたら、人生や仕事の達人になることは間違いない。
中でも印象に残るアドバイスはこれだ。
前に進もうとするいきおいをすこし弱めると、自分の可能性をふさいでいた思い込み、習慣、感情、忙しさから自由になる第一歩を踏み出せる
というアドバイス。何度かこういう経験がある。ブレグマンはこれをポーズの威力と呼んでいる。
こんなアドバイスが満載の一冊だ。この本を読んで、ぜひ、試してみてほしい。
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