【ランキング】2011年9月ベスト3 1位はジョブズ・ウェイ、他は新顔
9月は8月に3位だった、ジョブズ・ウェイが1位になり、それ以外は、がらっと変わりました。
9月に彗星のごとく、1位になったジェフリー・フェファーの「「権力」を握る人の法則」はなんと、ベスト10からも消えました。世間ではまだ売れていますので、ビジネス書の杜では前月が特異点だったということでしょう。
その代わりに1位になったジョブズ・ウェイはファンが選んだビジネス書17です。数あるジョブズ本の中でも最高だと思います。ジョブズの特徴を分析し、統合し、ジョブズのイメージを描くという方法は、ジョブズという人間を描くには非常に適した方法だなと感じました。
2位になったのは、ゲームストーミング。久しぶりにワクワクするコンセプトで、読み終えてすぐに紹介記事を書きました。本そのものの評価としては、多少わかりにくいようにも思いますが、まあ、どっちかというと、実行しながら読む本だと思いますので、よしとするといったところでしょう。
3位は2冊が同数です。一冊はプランBです。これも自発的に紹介記事を書いた本で、「いいね!」も少なく、そんなに売れているようなイメージはなかったのですが、合計してみれば結構、売れています。うれしいです。この本、日経コンピュータに書評を提供していますので、機会がある方はそちらもどうぞ!
もう一冊は、三品先生の「どうする? 日本企業」です。この本も久しぶりの読んで面白い戦略論です。この本、最近、いいね!が8人になりましたので、紹介記事を書きます。お楽しみに!
ということで、ベスト3は以下のとおりです。
【1位】ジェイ・エリオット、ウィリアム・L・サイモン(中山 宥訳)「ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ」、ソフトバンククリエイティブ(2011)
【2位】Dave Gray、Sunni Brown、James Macanufo(野村 恭彦監訳、武舎 広幸、武舎 るみ訳)「ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム」、オライリージャパン(2011)
【3位】ジョン・マリンズ、ランディ・コミサー(山形 浩生訳) 「プランB 破壊的イノベーションの戦略」、文藝春秋(2011)
【3位】三品和広「どうする? 日本企業」、東洋経済新報社(2011)
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