「飽きる力」
実はこの1ヶ月ほど、ブログの更新をしていなかったので、数名の方からご心配のメッセージを戴きました。ありがとうございます。僕は元気です。
実は、ビジネス書の杜ブログだけではなく、他のブログやTwitterもほとんど更新していなかったので、余計にご心配をおかけしたのだと思いますが、ビジネス書の杜以外は業務と位置づけた活動ですので、単に他の仕事が忙しかっただけです。
ビジネス書の杜はちょっと事情が違います。
はっきりといいますと、ビジネス書なるものに「飽きて」きて、時間を費やしてまで読む価値がないと思うようになってきました。そんなときに、1冊の本を読みました。
河本 英夫「飽きる力」、日本放送出版協会(2010)
この本を読んで、ビジネス書の杜にしろ、メールマガジンにしろ、長く続けることができているのは、僕に飽きる力があることに気付きました。
飽きるというのは悪いことではなく、進化のために必要なことだと思うに至りました。それがきっかけになって、また、新しい「ビジネス書の杜」をやってみようと動機づけられました。
この本では、
飽きるとは、選択のための隙間を開くこと。
飽きるとは、異なる努力のモードに気づくこと。
飽きるとは、経験の速度を遅らせること。
だとした上で、
壁に当たったら、がんばらない。
「このままやっていてもなあ・・・」
と何となく感じるとき、人は新たな能力を生み出す局面をむかえている。
「がんばっている自分」にはまることなく、人間に本来備わっているはずの「飽きる力」をどう目覚めさせ、活用すべきなのか。
ということについて説いています。まさに僕のビジネス書に飽きた僕を励まし、ブログをやっていく活力を与えてくれる本でした。
ということで、今後もビジネス書の杜をよろしくお願い致します。
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