プレゼンテーションへの禅的アプローチ
ガー・レイノルズ「プレゼンテーション Zen」、ピアソンエデュケーション(2009)
お奨め度:★★★★★
世界的に注目されている「抑制」、「シンプル」、「自然さ」を方針とするプレゼンテーション(コミュニケーション)アプローチ「プレゼンテーション Zen」の解説書がやっと翻訳された!文句なしの買い。
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ガー・レイノルズ「プレゼンテーション Zen」、ピアソンエデュケーション(2009)
お奨め度:★★★★★
世界的に注目されている「抑制」、「シンプル」、「自然さ」を方針とするプレゼンテーション(コミュニケーション)アプローチ「プレゼンテーション Zen」の解説書がやっと翻訳された!文句なしの買い。
夏枯れか、8月は前月より、2割ほど、売れた冊数が少なく、アクセス数も1割減でした。
読書の秋に向けて、今月は期待しています。
忙しくてなかなか、紹介記事が書けず、申し訳なく思っていますが、日記の方に多少内容も書くようにしていますので、日記も参考にしてもらえればと思います。
それから、9月にはいよいよ、「PMIのPMBOK第4版」が発売される予定です。「PMBOK第3版」は、未だに、このブログの販売数ベスト1の記録になっています。プロジェクトマネジメントブームは去った今、どのくらい売れるかも楽しみです。
9月末は発売は怪しいという噂もなくはないですが、まあ、さすがに出るでしょう。ビジネス書の杜でも、ぼちぼちと予約の申し込みがあります。
関係者はそろそろ、予約をしましょう。予約はぜひ、本サイトから!研修などのための組織買いもお待ちしています。ちなみに、第3版では、一度に51冊買って頂いた方がありました!
Project Management Institute「A Guide to the Project Management Body of Knowledge: Official Japanese Translation」、Project Management Inst(2009)
ということで、8月のベスト3ですが、第1位は7月に続き、日記だけで紹介した本でした。8月16日の日記に書いた
エドガー・H・シャイン(金井壽宏監修、 金井真弓訳)「人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則」、英治出版(2009)
です。
第2位は、
レオ・バボータ(有枝 春訳)「減らす技術 The Power of LESS」、ディスカヴァー・トゥエンティワン(2009)
でした。僕自身がすごく学ぶところがあったので、みなさんにも読んで頂いていることはとてもうれしいです。
第3位は先月の1位だった
ジャグディシュ・シース、アンドリュー・ソーベル(羽物 俊樹訳)「選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること」、英治出版(2009)
でした。
特に1位になったシャイン先生の本は、70年代からの研究の成果の集大成っぽい本で、支援のバイブルになる予感のある1冊です。読書の秋に、ぜひ!
台風の影響で予定通りに東京に行けず、楽しみにしていた「任天堂」の井上さんにいろいろと教えて頂くイベントが中止。残念!
台風が過ぎ去ったあとで、新幹線で東京に。10分程度の遅れで到着。念のために3冊ほど、読む本を持って乗車。
1冊目。
ジグ・ジグラー(金森 重樹監修、金井真弓訳)「ジグ・ジグラーのポジティブ思考―可能性を開く6つのステップ」、ダイヤモンド社(2009)
人間の悩みというのはそう変わるモノでもないのか。自己啓発のバイブルの1冊。金森重樹さんの監修。こういう本って、何冊も読むより、1冊選んで繰り返し読んだ方がいいんだろうな。だとすれば、この本か、、、
2冊目。三谷宏治さんの新刊。
三谷 宏治「いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力」、日本実業出版社(2009)
三谷 宏治さんのファンになったのは、「観想力 空気はなぜ透明か」だが、そのあとで出て本はいずれもインパクトがあるものばかり。フレームワークの作り方がうまい。ボスコン出身の面目躍如というところか。
発散と収束ではなく、「発見、選択、探求、組み合わせ」から発想が生まれるというのも、三谷さん独特の発想だと思う。発見が重要で、そのためには、「比べる」と「ハカる」という視点が重要だという。また、収束では単なる収束ではなく、観想が必要だという。
まあ、言われてみるとそのとおりだ。
三谷さんの本がいいのは、普通のマーケティングの本だが、理論→事例で終わるところを、理論→事例→抽象化という手順で説明しているので、納得感が高いことだ。この本も読み終えたあとの満足感は高かった。
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