台風のあとのジグ・ジグラーと三谷宏治【ほぼ日読書日記 2009年8月31日】
台風の影響で予定通りに東京に行けず、楽しみにしていた「任天堂」の井上さんにいろいろと教えて頂くイベントが中止。残念!
台風が過ぎ去ったあとで、新幹線で東京に。10分程度の遅れで到着。念のために3冊ほど、読む本を持って乗車。
1冊目。
ジグ・ジグラー(金森 重樹監修、金井真弓訳)「ジグ・ジグラーのポジティブ思考―可能性を開く6つのステップ」、ダイヤモンド社(2009)
人間の悩みというのはそう変わるモノでもないのか。自己啓発のバイブルの1冊。金森重樹さんの監修。こういう本って、何冊も読むより、1冊選んで繰り返し読んだ方がいいんだろうな。だとすれば、この本か、、、
2冊目。三谷宏治さんの新刊。
三谷 宏治「いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力」、日本実業出版社(2009)
三谷 宏治さんのファンになったのは、「観想力 空気はなぜ透明か」だが、そのあとで出て本はいずれもインパクトがあるものばかり。フレームワークの作り方がうまい。ボスコン出身の面目躍如というところか。
発散と収束ではなく、「発見、選択、探求、組み合わせ」から発想が生まれるというのも、三谷さん独特の発想だと思う。発見が重要で、そのためには、「比べる」と「ハカる」という視点が重要だという。また、収束では単なる収束ではなく、観想が必要だという。
まあ、言われてみるとそのとおりだ。
三谷さんの本がいいのは、普通のマーケティングの本だが、理論→事例で終わるところを、理論→事例→抽象化という手順で説明しているので、納得感が高いことだ。この本も読み終えたあとの満足感は高かった。
コメント