勝間和代のリーダーシップ【ほぼ日読書日記 2009年9月20日】
シルバーウィーク2日目。この時期に、こんな連休があると大変である。この1ヶ月くらいを振り返ると、上期が2週間早く終わるようなもので、特にこの1週間は大変だった。金曜日の夜に東京駅に行くのに乗ったタクシーの運転手が、今日はドライバーが殺気だっていたと言っていたが、分からなくはないなあ。
今日の夕方で一段落。日記の方もちょっと日が空いたが、ひさしぶりに書く。
その前に、さっき、クレヨンしんちゃんの作者である、臼井儀人さんがなくなったというメールニュースがきていた。事故死らしいが、結構、ショックだ。ご冥福をお祈りする。
さて、ジョセフ・ナイのソフト・パワーと、リーダー・パワーをまとめてひさしぶりに読む。
ジョセフ・ナイ(山岡 洋一訳)「ソフト・パワー 21世紀国際政治を制する見えざる力」、日本経済新聞社(2004)
ジョセフ・ナイ(北沢 格訳)「リーダー・パワー」、日本経済新聞出版社(2008)
実は、金曜日に東京から帰る新幹線で、姜先生の
姜尚中「リーダーは半歩前を歩け」、集英社(2009)
を読んで、この何年か、自分自身のリーダーシップ観が、かなり狭くなっているのではないかという問題意識を持ったので、この辺で修正しておきたいと思ったため。
姜先生は、「半歩前」がキーワードだと言う。この言葉で頭に浮かんだのが、勝間和代さん。彼女が、若い女性たちのリーダーである所以は、まさに、半歩前にいることではないかと思う。
ただし、半歩前にいるためには、2~3歩は先行していて、意図的にポジショニングをする必要があるのではないかと思う。これが、結局のところ、ジョセフ・ナイや姜先生がリーダー・パワーと呼んでいるものではないかと思う。ちなみに、姜先生であれば
・先見力
・目標設定力
・動員力
・コミュニケーション力
・マネジメント力
・判断力
・決断力
の7つである。むう~、そうなんだよなあ。
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