マネジメントを変える【ほぼ日読書日記 2009年9月12日】
昨日の日記で、
デービッド・メイスター(紺野 登解説、加賀山 卓朗訳)「脱「でぶスモーカー」の仕事術」、日本経済新聞出版社(2009)
が今年読んだ本の中で、一番よかったと書いたが、舌の根の乾かぬうちに、対峙する本に連続して当たった。っていうか、やっと翻訳が出版された。
ロジャー・コナーズ、トム・スミス、クレイグ・ヒックマン(伊藤 守監訳、花塚恵訳)「主体的に動く アカウンタビリティ・マネジメント」、ディスカヴァー・トゥエンティワン(2009)
原書は、「The Oz Principle」。1994年の本。米国のマネジメントモデルの中では、アカウンタビリティという言葉は「レスポンシビリティ」ときちんと区別して盛り込まれているが、そのきっかけを作ったと言われるのがこの本。日本では、まだ、「責任」という一言でくくられているが、それが、責任に対するいい加減な態度を生んでいる。
ディスカヴァー・トゥエンティワン出版で、伊藤守さんが監訳をされていることからも、熱意が伝わってくる。この本が、日本のマネジメントのターンオーバーをもたらすことを期待。
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