ブラハラードを読む【ほぼ日読書日記 2009年6月10日】
このところ、移動中にしか本を読んでいない気がする。
東京から京都まで新幹線で2時間20分。
東京駅で席に座ったらすぐに読み始めて、読み終わったのが東山のトンネル。途中で何度かやめようかと思いつつ、最後まで読んだ。
M.S.クリシュナン、C.K.プラハラード(有賀 裕子訳)「イノベーションの新時代」、日本経済新聞出版社(2009)
「コア・コンピタンス経営」を読んだときには、「おお~」と思ったが、今、読んでみると当たり前のことになっている。「ネクスト・マーケット」も当たり前とまでは言わないが、ぼんやりとしていたものがクリアになってきている。
けなしているわけではない。だから、「世界でもっとも影響力のあるビジネス思想家」第1位の座にあるのだと思う。
が、この本は微妙。フレームワークに新鮮さはあるが、紹介されている事例はもう一つ落ちなかった。なぜか、よく分からない。たぶん、読み込みが足らないのだと思うので、改めて読んで紹介記事を書くことになるのだろう。
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