1人も1億人も同じ【ほぼ日読書日記 2009年5月28日】
マツダヒロミさんの新刊。
マツダ ミヒロ「やめる力」、中経出版(2009)
いろんな意味でうまい作り方の本。表紙になにげに、老眼には見えないような字で「Quit to Begin」と書かれている。この
やめる力 → はじめる力
というフレームがすばらしい。変わるってことだが、変わるっていうよりはるかにインパクトがある。戦略実行や組織でも使えそうなフレームワーク。このフレームを使って勧めていることに関してはコメントしない。個人の信条の問題。
もう一冊読んだのは、日テレのプロデューサーの書かれた仕事術本。
福士 睦「1億人を動かす技術」、ダイヤモンド社(2009)
この本は超・お奨め。
著者は「世界一受けたい授業」の企画者。コミュニケーションの方法と、発想の方法を書いている。もちろん、原体験はテレビの番組づくりなのだが、テレビっていうのは、普段みているからか納得感がある。
紹介記事を書くので、そこで詳しく書くが、たとえば、ひな壇で隣に誰を座らせるかという話はチーム編成に大変参考になる。良くも悪くも、テレビには人間が凝縮されているということを痛感しました。はい。
この本は、この前読んだ、清水先生の「経営の神は細部に宿る」のヒューマンスキル版だな。
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