【ほぼ日 読書日記】2009年2月23日
こういう本ができていたのか。
P.F.ドラッカー著、特別寄稿:ジム・コリンズ、フィリプ・コトラー、ジェームズ・クーゼス、ジュディス・ローディン、カストゥーリ・ランガン、フランシス・ヘッセルバイン(上田惇生訳)「経営者に贈る5つの質問」、ダイヤモンド社(2009)
知識と意図を行動に変えるか。上田先生は、この5つの質問がドラッカー経営学の神髄であると言われている。
質問会議という本が出てみたり、ヒューマンスキルの中でも質問することの重要性は認識が高まっている。僕はどうも違和感を持っているのだが、この本を読んでよくわかった。問いとは、考えて考えて考え抜かれた結果である。
質問は哲学の結晶であって、キャッチボールのように簡単に発すべきものではないのかもしれない。
それなりの質問はそれなりの気づきしか与えない。考え抜かれた質問は、深い洞察を与えるってことか。そう考えると、質問をコミュニケーションのツールに使うというのは、間違いかもしれない、、、
断っておくが僕は質問型のコミュニケーションには超肯定派である。その僕がそう感じた本ってことだ。
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