【ほぼ日 読書日記】2009年1月22日
いや~、やっと出ました。
Hard facts Dangerous Half-Truths&Total Nonsense
ジェフリー・フェファー、ロバート・サットン(清水 勝彦訳)「事実に基づいた経営―なぜ「当たり前」ができないのか? 」、東洋経済新報社(2009)
なんと訳は清水先生じゃないですか。奇跡の出会い!英語で一度読んでいたが、早速、時間を気にしつつも、熟読してしまった!
それにしても気になるのは、オビの宣伝!?
ジェフリー・フェファー(奥村哲史訳)「影響力のマネジメント」、東洋経済新報社(2008)
清水 勝彦「なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか? 」、東洋経済新報社(2007)
この2冊はわかる。著者と訳者だ。紹介記事は書いていないが、ジェフリー・フェファーの本は役立つし、清水先生の本はおもしろい。
ジェームズ・フープス(有賀 裕子訳)「経営理論 偽りの系譜―マネジメント思想の巨人たちの功罪」、東洋経済新報社(2006)
えっ!紹介記事はこちらにある。
三品 和広「戦略不全の因果―1013社の明暗はどこで分かれたのか」、東洋経済新報社(2007)
う~ん、、、
長瀬 勝彦「意思決定のマネジメント」、東洋経済新報社(2008)
ここに並ぶのか?
三品先生も尊敬しているし、この研究もよい研究だと思う。素人に言われたくはないだろうが。長瀬先生の本は難しくてよくわからなかった。
でも、ジェフリー・フェファー、ロバート・サットンはここに並ぶのか、、、ちょっとショック。それにしても、東洋経済はディープなマネジメント書を出している、、、
ということで、テンションの下がらぬうちに、また、読んでしまった。
小池 龍之介「煩悩リセット稽古帖」、ディスカヴァー・トゥエンティワン(2009)
これをビジネス書の杜で紹介するのは気がひけるが、1ヶ月くらい前にこのコーナーで「偽善入門」を紹介したら、なんとこれまでに10冊以上売れているじゃないですか。正確には14冊。うち2冊は誰が買ったかわかっているが、あと12人もいる!!むう~。
ファンの皆様、お待ちかねですよ!
今度はなんとディスカヴァーだ!得意のプロモーションで売りまくってメジャーにしたって!
実は、偽善入門を読んだ日に、もう一冊読んだ本が、Award2008の「プロデュース能力」。この日の日記を読んだプロデュース能力の著者佐々木さんは小池 龍之介さんにはまったらしい(笑)。プロデュース能力は、渋谷、目黒、恵比寿あたりがよく出ているそうだが、小池 龍之介さんというのは月読寺(オフィス?)が世田谷にあるだけあって渋谷系かもしれない。
今度の本、写真が載っているので、表紙を載せておこう!イケメン!?
弊社のブログへの読者の方のコメントから、こちらでご紹介いただいているのを知りました。売れていますか?!
確かにビジネスとは言えませんが、今までの小池さんの3冊の本の中ではいちばん、一般のビジネスパーソンにも読みやすいものとなっているように思います。
よろしくお願いいたします!
投稿: 干場弓子 | 2009年1月23日 (金) 22:34