PMstyle 2024年5月~7月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

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コンセプチュアルスキル&マネジメント講座 Feed

2014年3月25日 (火)

【告知】コンセプチュアルリーダー養成講座説明会

Conceptual来年度から「コンセプチュアルリーダー養成講座」を開催することになりました。

この講座では、コンセプチュアルリーダーを

=創造的なマネジメントを行い、他人と共感するリーダーシップを持つリーダー=

と位置づけ、その養成を行います。キャッチフレーズは

リーダーをイノベーションする!

です。自分自身をイノベーションしたいリーダーの方の参加をお待ちしています。

ついては4月10日に無料説明会を開催します。

  「コンセプチュアルリーダー養成講座説明会」(4/11)


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2014年1月21日 (火)

【コンセプチュアルスキル講座】正解のない問題をコンセプチュアルに解決する

Decision決断と判断はどう違うのかという議論があります。

判断は分析であり決断は意思決定であるとかいろいろな答えがありますが、その一つは、

決断はコンセプチュアルである
判断はコンセプチュアルではない

という答えです。

判断は極力、論理的、客観的に行います。ここでこの問題を難しくしているのは、論理的とはどういうことか、客観的とはどういうことかという問題です。


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2014年1月14日 (火)

コンセプトの時代に活躍するために!

Concept104フリーエージェント、モチベーション3.0、セールスと次から次へと新しい活動のあり方を提言しているダニエル・ピンク氏が、情報化時代の次のうねりを描き、話題を読んだ本があります。2006年に出版された「A While New Mind」という本で、日本では大前研一さんの翻訳で2006年に「ハイ・コンセプト」というタイトルで出版されています。

ダニエル・ピンクは情報化時代の次の時代は「コンセプトの時代(コンセプチュアル時代)」が来ると言い、それが現実のものになりつつあります。

この本で、コンセプトの時代はダニエル・ピンク氏は情報化社会では過小評価されがちだった鋭敏な感情や豊かな想像力を持つ人たちが時代をリードするだろうといい、

(1)デザイン
(2)物語
(3)調和
(4)共感
(5)遊び
(6)生きがい

という6つのセンスが「仕事上」の成功を収められるか、「生活」に満足を得られるかを大きく左右するだろうと指摘しています。まさに、多くの人がそのように感じる時代になってきています。

このようなセンスを生み出すのは、これまでとは違った新しい思考やアプローチで、「ハイコンセプト」、「ハイタッチ」だとしています。


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2013年11月25日 (月)

【新規講座】コンセプチュアルな計画とそのポイント

Keikaku4PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

本日は、講座リニュアルのお知らせです。コンセプチュアルスキル講座の中でもっとも古くから実施している「計画力講座」をタイトルも含め、全面リニュアルしました。新しいタイトルは

「コンセプチュアルな計画とそのポイント」

です。

計画というと

・根拠(論理性)
・精度
・積み上げ

というような言葉が連想されます。

しかし、事業やプロジェクトにおける計画ではこれらはあまり現実的なものではありません。たとえば、定常的な業務をプロジェクトとして行っているITプロジェクトですら、計画はプロジェクトマネジャーの勘に頼っている部分が多々あります。見積もりなどの手法があり、業務標準が決まっているにも関わらずです。

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2013年10月16日 (水)

【告知】思考の道具箱を手にいれましょう!~コンセプチュアルに考える技術

GainenPMstyleプロデューサーの好川哲人です。

コンセプチュアル、コンセプチュアルと言い出して、半年になります。

マッキンゼーで東京支社長を務められた横山禎徳氏さんが

「あなたのもっている道具がカナヅチ一丁なら、すべての問題が釘に見えてくる」

と言われていますが、まさに今、こんな状況かもしれません。問題行動が何でもコンセプチュアルスキルの問題に見えてきます。

実は横山さんの言葉はロジカルシンキングに対する批判として言われているもので、要はなんでもかんでもロジカルだといっていると、おかしなことになるという話です。思い当たる人が多いのではないでしょうか?

これに対して、コンセプチュアルな思考法は、道具箱です。のこぎりとか、ペンチとか、ドライバーとか、いくつかの工具が入っています。もちろん、カナヅチも入っています。


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2013年9月 9日 (月)

【告知】イノベーションのジレンマを防ぐ思考法~クリティカルシンキング

Dilemma_2◆イノベーションのジレンマ

クリステンセン博士のイノベーターのジレンマという理論があります。

この理論の発見のきっかけになったのは、コンピュータのハードディスクの製品開発でした。最初、ハードディスクの最大のユーザはメインフレームのメーカでした。やがて、技術の進歩により、ハードディスクを小型化することが可能になってきました。しかし、メインフレームでは小さなハードディスクは必要なく、現行の製品の容量アップが要求しました。これに対して、ハードディスクのメーカは容量をアップする技術投資をし、小さなハードディスクを作ろうとはしませんでした。

そこに、新興勢力のハードディスクメーカが出てきて、小型のハードディスクを作り、展開していきました。もちろん、容量は大型のものより小さくなりますので、メインフレームメーカは見向きもしませんでしたが、小型コンピュータ(ミニコンピュータ)のメーカが必要としていました。やがて、コンピュータの市場でミニコンピュータが中心になり、メインフレームにとって代わりました。

それと連動して、ハードディスクも小型が中心になり、大型の性能を凌駕するようになり、ついにはメインフレームメーカも小型のハードディスクを使うようになり、大型のハードディスクを作っていたメーカは2社を除いてすべて市場から消えています。

こんな話です。

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2013年7月11日 (木)

コンセプチュアルスキルを高めるための読書ガイド

Books3 PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

コンセプチュアルスキルを高めたいと思っている人のための読書ガイドです。分野の設定は、PMstyleでやっているコンセプチュアルスキル講座を念頭に置いていますので、一般的に認知されているものではありません(っていうより一般的なカテゴリーはない)。

■は各分野で、好川が特にお勧めしたい本です。

1冊だけ読みたいという人は、この記事の最後をご覧ください。紹介する本は、新しい本もでると思いますし、古い本で新しく読むものもあると思うので、定期的に見直していこうと思います。

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2013年6月24日 (月)

【告知】形骸化させない「計画の技術」

Keikaku3_2 計画を作ってもそのとおりに仕事が行われない「計画の形骸化」というのは古くて新しい問題です。

古くは計画よりはモノだということで計画が形骸化していました。この問題は今でも残っていますが、計画かモノかという二項対立ではなくバランスの問題として解決されつつあります。バランスという視点から一つの考え方として定着してきたのがアジャイルです。

最近は、多くの企業でマネジメントが導入され、計画については標準化が行われるようになっています。そこで起こっている問題は、計画は作るが机上の計画になっているという問題です(中には机上であることをいいことに、コピーで済ますようなマネジャーもいますが)。これもやはり、計画と実態がかけ離れているという意味で形骸化です。

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2013年6月19日 (水)

【告知】計画の本質を学ぶ

Keikaku1 PMsytleプロデューサーの好川哲人です。こんにちは。

先日あるクライアントさんに

なぜ、浦正樹さんに「計画力講座」を交代したのか

と訊かれました。

答えは簡単です。浦さんの考えている「計画の技術」のコンセプトが素晴らしく、コンセプチュアルスキル講座の目的にぴったりだからです。

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2013年4月11日 (木)

【コンセプチュアルスキル・トレーニング】宅急便はグローバル化できるか

日本が誇るサービスの一つに宅急便があります。宅急便の歴史は、昭和の名経営者の一人だった小倉昌男氏が構想したものです。

高速道路の整備に伴う長距離運送事業へ乗り遅れた大和運輸の小倉社長は、「集荷・配達に手間がかかる小口荷物より、大口の荷物を一度に運ぶ方が合理的で収益が大きい」という業界の常識を疑い、単価の高い小口荷物にビジネスチャンスを見出そうとします。そして、1975年に「宅急便開発要項」を社内にうちだし、若手を中心にして宅急便プロジェクトを発足させます。

当時、小口荷物を扱っているのは郵便小包(6Kgまで)と、国鉄(30Kg)まで、郵便小包は宅配だったものの、送るときには郵便局に持っていく必要がありました。また、国鉄は駅まで取りにいく必要がありました。

Takuhai このような状況の中で、プロジェクトは

「電話1本で集荷・1個でも家庭へ集荷・翌日配達・運賃は安くて明瞭・荷造りが簡単」

というサービスを構想します。そして、この構想を大変苦労しながらも徐々に実現し、宅急便は日本になくてはならないインフラになっていくわけです。

さて、ここで質問です。宅急便は他の国でもできるのでしょうか?

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