PMstyle 2025年9月~12月Zoom公開セミナー(★:開催決定)

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2014年5月15日 (木)

【コンセプチュアルリーダー】コンセプチュアルスキルがもたらす10の変化

Concept

PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

コンセプチュアルスキルは面白そうだが、、具体的はどういうご利

益(ごりやく)があるのかと聞かれることがあります。

多くの人が身につけている論理的な思考に加えて、コンセプチュアルな思考ができるようになると、まず、

「論理的な思考が上手にできるようになる」

というご利益があります。不思議に思われるかもしれませんが、これが最も多い成果です。

加えて、思考や行動の幅が広くなり、これまでにできなかったことができるようになります。

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【プロデューサーの本棚】Fearless Change

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Mary Lynn Manns、Linda Rising(川口 恭伸監訳、木村 卓央、高江洲 睦、高橋 一貴、中込 大祐、安井 力、山口 鉄平、角 征典訳)「Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン」、丸善出版(2014)


イノベーション(変革)を組織に広めていくための方法論を、「パターン」を活用して行うための方法、および、そのパターンを示した一冊。

示されているパターンは、変革の達人であれば誰もが行っている当たり前のもので、それをパターンとしてどのように表現し、そのように活用をするかに焦点を置いて議論している。そして、パターンはナレッジマネジメントの一つの形式だとしている。

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2014年5月13日 (火)

【PMスタイル考】第84話:PDCAからPDRへ

◆マネジャーの時間管理は難しい

Pdr

このコラムは割と概念的なことを書いているのですが、今回は少し、趣を変えてみたいと思います。今回取り上げたいテーマは、時間管理です。

時間管理は多くのビジネスマンにとって悩みの種になっています。スケジュールを作ってスケジュール通りにやろうとしても、なかなかうまくできません。

予想外の割り込みの仕事があるからです。特に、今はいろいろなことが目まぐるしく変わりますので、その対処に会議が非常の増えており、定期開催以外の会議が割り込み要因になることが多いようです。このことの是非はいろいろな意見があると思います。

プロジェクトは本来はこのような状態から解放し、集中して仕事をするためにするのですが、やはり会議による割り込みの問題は無視できない問題です。

この問題は職位が高くなればなるほど、顕著になってきます。プロジェクトマネジャーであれば時間の6~7割は会議に使っていると言われますし、管理職(マネジャー)になるとほとんど何かに邪魔されずに仕事をすることはないといわれます。

そのような中で、時間を有効に使おうと時間管理に悩むわけです。たとえば、マネジャーで自分のしなくてはならない仕事をする時間を先にとってしまい、そこには仕事を入れないという時間管理をしている人がいます。しかし、現実はなかなかうまくはいかないようです。



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【プロデューサーの本棚】パラダイムの魔力~成功を約束する創造的未来の発見法

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ジョエル・バーカー(内田 和成序文、仁平 和夫訳)「【新装版】パラダイムの魔力~成功を約束する創造的未来の発見法」、日経BP社(2014)

21世紀のキーワードは

・先見性
・イノベーション
・卓越

だとし、それを実現するために、トーマス・クーンが科学分野で考えた概念「パラダイム」をビジネス分野に拡張し、パラダイムの可能性を追求した名著。原著は1992年、翻訳は1995年に刊行されたが、今年、新装版が出た。すでに21世紀になっているが、今でも新鮮である。

パラダイムは非常に分かりにくい概念であるが、この本では

ルールと規範であり、境界を明確にし、成功するためには境界の中でどのように行動すればよいかを教えてくれるもの

と定義し、パラダイムの変化により、新しいトレンドが生み出されたり、すでに起こっているトレンドを決定的に変えるので目が離せないものと位置づけている。

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2014年5月 8日 (木)

【プロデューサーの本棚】組織パターン

4798128449ジェームス・コプリエン、ニール・ハリソン(和智 右桂訳)「組織パターン チームの成長によりアジャイルソフトウエア開発の変革を促す (Object Oriented SELECTION) 」、翔泳社(2013)

単行本><Kindle版

アジャイルの祖であるジェームス・コプリエンが、アジャイル開発のようにチームの成長によるソフトウエアの開発を変革するためのパターンランゲージについて示した書籍。

この本で示されているパターン言語は、AT&Tベル研究所で行われたパスツールプロセス調査プログラムの一部として収集され、体系化されたものであり、

・プロジェクトマネジメントのためのパターン言語(4.1)
・組織の漸進的成長のためのパターン言語(4.2)
・組織スタイルのためのパターン言語(5.1)
・人とコードのためのパターン言語(5.2)

の4つの言語からなるパターン言語である。

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【講座紹介】未来を実現するプログラムの構想と推進  

JigyoPMstyleの好川哲人です。

プロジェクトという言葉はSI業界のように受注業務をやっている会社では受注業務の単位として使われますし、メーカーでは製品開発の単位として使われます。

いずれにしても現場のオペレーションの単位として使われていますが、本来はもっと広い意味の言葉で、

「企業活動や事業」

を指す言葉です。これを明確にするために、PMstyleでは今年度から、戦略に対する実行活動という意味で「プロジェクト・イニシアチブ」という言葉を使っています。


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【お知らせ】「コンセプチュアルスキル診断」キャンペーン

Hakaruすでにお知らせしていますように、PMstyleでは2014年度より、

コンセプチュアル・リーダー養成講座」(全5日)

を開催することになりました。この講座では、

=創造的なマネジメントを行い、他人と共感するリーダーシップを持つリーダー=

を育成していきます。

5日間の内訳は、思考法1日、創造的マネジメント2日間、コンセプチュアルなリーダーシップ2日間となっており、テーマとスケジュールは以下のとおりです。

 (5月21日)コンセプチュアルに考える技術(思考法)
 (6月04日)ビジョンやコンセプトを構想し、共感を得る(リーダーシップ)
 (7月25日)困難な目標を実現するコンセプチュアルな計画と実行(マネジメント)
 (8月27日)創造的な問題解決と意思決定の進め方(マネジメント)
 (9月10日)コンセプチュアルな対人スキルを身につける(リーダーシップ)

詳細は、PMstyleのコンセプチュアル・リーダー養成講座のページをご確認ください。

コンセプチュアルリーダー養成講座~リーダーをイノベーションする

コンセプトの時代にリーダーとして活躍したいと考えている方の参加をお待ちしています。

これに関連して、コンセプチュアルリーダー度を測る診断を開発しました。コンセプチュアルリーダー養成講座のページにエントリーがあります。

この診断の結果で、自分のコンセプチュアルスキルの強いところ、弱いところが分かると同時に、養成講座のどのセッションが有効かを知ることができるようになっております。20分くらいでできますので、ぜひ、お試しください。

なお、5月14日まに「コンセプチュアルスキル診断」を実施して戴いた方にはコンセプチュアルスキル講座のお好きな講座を3講座まで半額で受講戴けるキャンペーンを行なっています。

診断を実施の上、セミナーの申込ページに「診断実施済」と書いて、診断の際のメールアドレスと同じメールアドレスでお申込みください。

━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆コンセプチュアルリーダー養成講座 ◆35PDU's
  日時:2014年05月21日(水)~9月10日(水)
  場所:銀座ビジネスセンター(東京都中央区)
  講師:好川哲人(エムアンドティ・コンサルティング)
  詳細・お申込 http://pmstyle.biz/smn/conceptual.htm
  主催 プロジェクトマネジメントオフィス
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 【スケジュール】                    
(5月21日)コンセプチュアルに考える技術
 (6月04日)ビジョンやコンセプトを構想し、共感を得る
 (7月25日)困難な目標を実現するコンセプチュアルな計画と実行
 (8月27日)創造的な問題解決と意思決定の進め方
 (9月10日)コンセプチュアルな対人スキルを身につける   
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

2014年5月 2日 (金)

【講座紹介】コンセプチュアルに考える技術

Conceptual120世紀の後半は医者、弁護士、コンサルタント、プログラマーなど高度な知識を持つ人が活躍する時代が続きました。企業の中でも大量の知識を持つ人や、知識の使い方のうまい人が活躍してきました。特に日本の企業では、経験から生まれる知識を多く持つ人が重視されてきました。

21世紀になり風向きが変わってきています。知識に基づく仕事はいずれはロボットでもできるようになる。人間にしかできない仕事は、もっと創造的で、コンセプチュアルな仕事だと考えられるようになってきました。


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2014年4月26日 (土)

【PMスタイル考】第83話:組織を動かす

Kenryoku◆組織を動かす3つの方法

今回のPMスタイルは「組織を動かす」について考えてみたい。組織と言っているのは、企業全体から、事業部、部門、プロジェクトまで大小さまざまな組織。動かすと言っているのは大きくは、決定し、実行し、成果を出すことである。

組織を動かす方法にはいくつかの方法がある。

・権限(権力)
・仕組み
・対話(組織的コミュニケーション)

まず、誰もが考えるのは権限である。決めたとおりにやれという権限を持つことによって成果を出していく。

これに対して批判的な意見を持つ人は、決めても人は納得しないと動かないという。この意見は当たっている。が敢えて、納得しなくても動かすのが「権力」である。つまり、組織の中でルールとして、このことについてはこの人のいうことを聞けというのが権限だが、ルールだけでは動かない。権限に加えてパワーが必要で、それが権力である。

次に仕組み。決めたことを実行するために守るべきルールに落とす。そして、そのルールを守るように徹底的に管理することによって成果に結び付ける。これが仕組みだ。決め方そのものについても仕組みを作ることが多い。

三つめが対話。決めたことについてその実行の方法や、決め事自体について話し合いを行いながら、実行していく。


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2014年4月22日 (火)

【告知】リーダーをイノベーションする~コンセプチュアルリーダー養成講座

Conceptual2PMstyleプロデューサーの好川哲人です。

PMstyleでは2014年度より、「コンセプチュアル・リーダー養成講座」を開催することになりました。

ドラッカーがこれからは知識労働者の時代だと言って50年になりますが、今、もっとも影響力のある思想家の一人であるダニエル・ピンクは、知識労働の時代は終わって、これからは「コンセプトの時代」だといいます。

コンセプトの時代に求められるリーダーはカリスマリーダーでも、サーバントリーダーでもなく、

=創造的なマネジメントを行い、他人と共感するリーダーシップを持つリーダー=

です。

このようなリーダーをPMstyleでは「コンセプチュアル・リーダー」と呼び、これまでコンセプチュアルスキル講座で培ってきた知見をベースに5日間の養成講座を組みました。

5日間の内訳は、思考法1日、創造的マネジメント2日間、コンセプチュアルなリーダーシップ2日間となっており、テーマとスケジュールは

 (5月21日)コンセプチュアルに考える技術(思考法)
 (6月04日)ビジョンやコンセプトを構想し、共感を得る(リーダーシップ)
 (7月25日)困難な目標を実現するコンセプチュアルな計画と実行(マネジメント)
 (8月27日)創造的な問題解決と意思決定の進め方(マネジメント)
 (9月10日)コンセプチュアルな対人スキルを身につける(リーダーシップ)

となっています。詳細は、PMstyleのコンセプチュアル・リーダー養成講座のページ
をご確認ください。

コンセプチュアルリーダー養成講座~リーダーをイノベーションする



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