マネジメントへの認識が一変する【ほぼ日読書日記 2009年8月22日】
愛媛県の松山から、山口県の柳井まで、2時間半の船旅。船旅というのは何年かに1度あるかどうか。飛行機の中ではビジネス書は読まない主義なので、船は特に決めていないので、どうしようかと迷って、結局、読んだのが、この本
佐藤悦子「SAMURAI 佐藤可士和のつくり方」、誠文堂新光社(2007)
僕的には、佐藤可士和さんより、奥さんの佐藤悦子さんの活動により興味があり、たいへん、楽しく読めた。
興味深いのは、やはり、マネジメントによって新しい付加価値が生まれると信じている点。プロデュースという言葉がはやり始めたが、人に対して、プロデュースという言葉を当てはめることに限って言えば、マネジメント以外の何者でもないと思う。
もし、違和感があるとすれば、それはマネジメントのとらえ方がずれているのだと思う。まさに、そんなことを教えてくれる本。例えば、スケジュール管理をきちんとやればこそ、よい意味でのスラックが生まれ、仕事の品質が上がる。クリエイティビリティが高まる。
マネジメントへの認識を一変させる本だった。
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