伝説のエバンジェリストの起業本を読む【ほぼ日読書日記 2009年8月18日】
この本があるのは知っていた。しかし、手にとったことはなかった。ガイ・カワサキの名前すら目に入らなかった。
月曜日に話題になって、早速、今日、新幹線に乗る前に購入して読んだ。
ガイ・カワサキ(三木俊哉訳)「完全網羅 起業成功マニュアル」、海と月社(2009)
ガイ・ガワサキはMacintosh好きには、ある意味で、ジョブス以上のビッグネーム。冷静に考えてみると、Macintoshが今、シェアを持っているのはすごいことだ。それに対してもっとも重要な役割を果たしたのは、彼だと思う。エバンジェリストを作り、アップル・フェローを作った。ガイ・ガワサキのいたアップルは、すばらしいソフトがあふれていた。そして、熱狂的なファンを獲得した。
そのビッグネームにふさわしい内容の起業本。なんと、「イノベーションのジレンマ」のクレイトン・クリステンセン先生の推薦がついている。
「愉快で完璧、そして極めて実用的」
「ゲリラ・マーケティング」のジェイ・コンラッド・レビンソン氏、「キャズム」のジェフリー・ムーア先生の推薦もある。これらを活かす起業のノウハウだ。
それにしても、なぜ、「完全網羅 起業成功マニュアル」なんだ。原題は、
The Art of the start
である。
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