元気サプリ本【ほぼ日読書日記 2009年8月17日】
移動中に軽く読む。
村上 玄一「ニッポンの底力がわかる本」、青春出版社(2009)
ビジネスマンのうんちくには、とてもよい本。また、キャッチにあるように「読むだけで力がわいてくる50の事実」というのも納得。事実をニュートラルな視線で書いてあるので、とりあえず、それで本を作った目標はクリアできたということなのだろう。
不況の閉塞感を吹き飛ばすサプリ。
これだけの事例を集めたこと自体、すごいことだ。ただ、読んでいてふと思ったのは、これだけの事例を視座なしにピックアップできるとは思えない。章構成は、どちらかというと、整理のラベルになっているので、情報収集の視座を知りたいなあ。
視座と同時に、このような事実をどう読むのか?という続編を読みたい!
もう一冊。事情があって読んだ。
石井 淳蔵「ビジネス・インサイト―創造の知とは何か」、岩波書店(2009)
コメントはしないが、この本だけ読むと何を言いたいのは分からないというか、意図が誤解されるような気がする。この本と一緒に読むとよいのではないだろうか。
マックス ヴェーバー「社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」」、岩波書店 (1998)
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