第60回書籍プレゼント「3分でわかる クリティカル・シンキングの基本」(7月29日まで)
著者の方や、出版社の方に支えられ、本プレゼントも、60回を迎えることができました。御礼申し上げます。
今回から、ビジネス書の杜でも告知することにしました。
このプレゼントは、もともと、プロジェクトマネージャー養成マガジンの読者サービスとして始めたという経緯もあり、10、20、30、40、50回という区切りは出版社様や著者様にお願いしてプロジェクトマネジメントの書籍をプレゼントしてきました(50回はまだ、未実施)。
徐々に、ビジネス書の杜のサービスとして認識されてきましたので、60回は流れに任せました。幸いにも、区切りにふさわしい本をプレゼントできることなりました。
というわけで、今回のプレゼントは、日本実業出版社の田中学様のご厚意による、 「3分でわかる クリティカル・シンキングの基本」です。
小川 進、平井 孝志「3分でわかる クリティカル・シンキングの基本」、日本実業出版社(2009)
アマゾン:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453404562X/opc-22/ref=nosim
ビジネス書の杜記事:https://mat.lekumo.biz/books/2009/07/post-3dc8.html
みなさんの会社にも、「やってはいけないと思っていること」、「考えてはならないと思っていること」が多いのではないかと思います。これが「思考停止」と呼ばれる現象の主要因になっています。
もし、気づいていなければ、自分の1日の行動を振り返って、なぜ、そのような行動をしたかを考えてみてください。5つやそこらは、特に理由がないが、それが自社の常識、業界常識というのがあるはずです。ひょっとすると、社会人の常識だと思っていることもあるでしょう。
これが適切なものであればよいのですが、実はこのような常識や前提が真っ先に時代に合わなくなります。すると、いくらそこでロジカルにものを考えても、適切な結論はでてきません。とにかく、考えれば思考していると思っている方も少なくないと思いますが、このような思考は「思考停止」に他なりません。
こんな落とし穴にはまらないための思考法が、クリティカルシンキングです。ビジネスシンキングこそが、ビジネスマンの「常識」です。
この本を手にいれ、クリティカルな思考を身につけてください。
応募はこちらからできます。
【この本の編集を担当された日本実業出版社 田中学様からのメッセージ】
みなさま、はじめまして。
私は日本実業出版社第一編集部の田中学と申します。
このたびは、神戸大学大学院経営学研究科・小川進教授と、株式会社ローランド・ベルガー 取締役パートナー・平井孝志氏による共著『3分でわかる クリ ティカル・シンキングの基本』をご紹介いただき、深く感謝いたします。
クリティカル・シンキングは「批判的思考」などと訳されますが、否定的なニュアンスは含まれていません。その真骨頂は、前向きに、建設的に「正しく疑 う」ことです。
そして、クリティカル・シンキングができることによって、「ブレークスルー力」「情報分析力」「構想力」「俯瞰力」「対人対応力」が身に付き、どんな難 問にも対処できるようになります。
つまり、問題解決力が格段に高まり、いつでも最適な答えを発見できるようになります。
ただし、クリティカル・シンキングには、具体的な方法論やツールといったものがほとんどありません。では、どのように身に付ければよいのかというと、 「常に意識を持って訓練する」ことで、これが唯一の方法です。
そこで本書では、クリティカル・シンキングを実践するための「心構え」「疑うコツ」「訓練法」を、ビジネスで成功している企業の事例などを取り上げなが ら、1項目3分でわかりやすく解説します。20~30代の若手ビジネスパーソンをはじめ、問題解決を求められる人、自分なりの思考法を身に付けたいと思っている人にうってつけの本です。
本書は、著者のお二人がアメリカのマサチューセッツ工科大学に留学し、そこで家族ぐるみの付き合いをなさっていたことに端を発しています。お二人が社会 の第一線で活躍なさるなかで、ビジネスパーソンや学生に「問題解決の思考法」を説く必要性を痛感するようになり、本書ができました。
ロジカル・シンキングなどで紹介されているMECEやロジック・ツリーなどを知っているものの、いまいち使いこなせていないと感じたときには、ぜひ、本 書を手に取っていただければと思います。
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