新しいコミュニケーションのあり方を学ぶ【ほぼ日読書日記 2009年7月20日】
連休最終日。今日は、セミナーの準備と執筆。夜、1冊、本を読んだ。
清宮 普美代、北川 達夫「対話流―未来を生みだすコミュニケーション」、三省堂(2009)
対話をどう定義するかははっきりしないが、「戦うコミュニケーション」はもう古いという。戦うコミュニケーションというのが何かははっきりしなかったが、その対極にあるのが対話ということだろう。
2人の会話は知的で、刺激的。対話に興味がない人も引き込むようなポテンシャルのものだ。その意味で、すばらしい本。
惜しいなと思うのは、ビジネスと教育という一見違うが、人を育てるということでは同じフィールドで、同じ価値観を持っている人の対談だったこと。
たとえば、ディベート流と対話流が「対話」をして、双方が納得できる答を得るという、企画の本が読みたいなあと思う僕は、対話流ではなく、戦うコミュニケーション流なのかなあ、、、
でも、対話って、弁証法の流儀だし、、、
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