戦う【ほぼ日読書日記 2009年6月24日】
22時過ぎまで、プロジェティスタ研究会。その後、メンバーの一人と夕食。ホテルに戻り、風呂に入って本を読み始めた。
渡邉 美樹「 「戦う組織」の作り方」、PHP研究所(2009)
昨年のリーマンショック以来、ビジネスの世界の価値観が情と理の間でゆらいでいるように思う。渡邉 美樹さんの価値観は成功者であることを除いても、いい感じのバランスの方(ってテレビで見て感じているだけだが)。サーバントリーダーシップの実践者である。そんなことを感じさせる本。
草食系がいわれる今、「戦う」というのはもう一度、思い出す必要があるキーワードだ。この本で渡邉さんが戦うといっているのは、「自分」と戦うという意味だろう。ビジネスにおいて戦わないというのは一つの価値観であると思う。ただ、それが自分と戦わないというところに結びついていくような風潮はいただけない。
SMAPの草彅クンは草食系かもしれないが、戦っている。
もう一冊。2~3ヶ月前にさっと読んでもう一度、読み直したいと思っていた本をやっと読む。
別所哲也「夢をカタチにする仕事力~映画祭で学んだプロジェクトマネジメント」、光文社(2009)
プロジェティスタ研究会で、ビジョンは一人歩きして、初めてビジョンという議論をしていたので、もう一度読んでみようと思って引っ張り出したのだが、やっぱり、この感覚なのだろう。プロジェクトにもシンクロニシティというキーワードが重要だなと再認識。
こういう形のマネジメントをしてみたいものだ。
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