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2009年5月19日 (火)

プレゼント本を2冊、頂きました【ほぼ日読書日記 2009年5月18日】

この日記では、いわゆる専門書を読んだのは書いていないが、この本はぎりぎりの線か?

稲垣 哲也、 一柳 隆芳「ITプロジェクト実践リカバリーマネジメント」、ソフトリサーチセンター(2009)

著者の稲垣さんはフューチャーアーキテクトという会社に勤務されている方だが、何度かセミナーにきて頂いたり、メルマガに簡単なコメントを書いてもらったことがある。この度、ご自身で書籍を出版されたとのことで、書籍を戴いた。

リカバリーの本は数冊しかないが、今ある本の中ではこの本が一番勉強になるのではないかと思う。構成が体系的であり、よく考えてられている。

何かでお会いしたときに、本書きますって言われていたのがもう2年くらい前かな。お忙しい中で、よく完成されたと感心。

読者プレゼントに戴いているので、数日のうちに紹介記事を書く。

もう一冊。2007年のビジネス書の杜Awardに選んだ「影響力の法則」の続編。訳者の高嶋さんから戴く。発売は5月20日。

アラン・コーエン、デビッド・ブラッドフォード(高嶋 薫、高嶋 成豪訳)「続・影響力の法則―ステークホルダーを動かす戦術」、税務経理協会(2009)

前の本は影響力の法則そのものについて書かれたものだが、この本はその応用方法について書かれた本。こっちの方が圧倒的に読み応えがある。訳者によって、影響力の法則そのものについて簡単な解説があるので、とりあえず、この本1冊読めば完結する。

こちらの本もプレゼントに戴いているので、近いうちに紹介記事を書く。

もう一冊読んだ。

ジェフ・ジャービス(早野 依子訳)「グーグル的思考」、PHP研究所(2009)

グーグルのパラダイム(グーグルの法則)を、他の分野で採用すると何が起こるかという一種の思考実験本。もちろん、現実に行われているので思考実験というのは言い過ぎなのだが、 まあ、こじつけ感のあるものも多く、思考実験の域だと思う。

ただ、この本でグーグルの法則として書かれているものを並べてみると、95年くらいから、提唱されているコンセプトの羅列になっている。これらのコンセプトをグーグルが持っているということは、ある意味、グーグルの成功は「必然」ってことか。

グーグル再発見的な本として読むのもいいかもしれない。もちろん、自分のビジネスに「グーグル的」なものを取り入れるにも役立つことはいうまでもない。

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