【ほぼ日 読書日記】2009年3月30日
なんかよくわからないがチームマネジメントの本が立て続けに出た。チームマネジメントの本を読んで、これは役立ちそうと思うことは少ないが、珍しくそんな本に当たった。
石川 和幸「チームマネジメントがうまくいく成功のしかけ」、中経出版(2009)
なんでそう思ったかというと、プロジェクトマネジメントを念頭において、補完的にチームマネジメントの議論をしているため。チームマネジメントだけの本というのは、いいとこ取りのような使い方はできるが、それだけ。この本は、スキームとして体系的に使える可能性がある。議論が尽くされていない部分があるようにも思ったが、良い本。
もう一度読んで、紹介記事を書きたい。
もう一冊、目を通した。
岡島 幸男「ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング 5人のチームを上手に導く現場リーダーの技術」、ソフトバンククリエイティブ(2009)
こっちも、結構よい。岡島さんの本は好きだ。プロジェクトファシリテーションは、平鍋さんを中心にして、結構、人材がいて、だんだん、進化しているような印象があるが、結構、使えるところまできているのではないかな。そろそろ、一度、体系化して欲しいなあと思うが、それは次の本に期待しよう。
ただ、読んでいてふと思ったのだが、話が結構重くなってきているのではないだろうか?もう少し、習慣化のような議論をして、方法論は軽くすることを考えた方がよい時期にさしかかっているのかもね。
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