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2009年3月12日 (木)

【ほぼ日 読書日記】2009年3月11日

今日、新大阪から東京に移動する新幹線で読んだ本。いい本だなあ。

佐々木 常夫「部下を定時に帰す仕事術 「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵」、WAVE出版(2009)

昨年、

吉越 浩一郎「「残業ゼロ」の仕事力」、日本能率協会マネジメント出版情報事業(2007)

の紹介記事を書いたときに、おおむね、共感を覚えながらも、何か違和感が残った理由がわかった。それだけでもこの本を読んだ価値があったというものだ。

「うつ病の妻と自閉症の長男を守るために毎日6時に退社しながら、社長にまで登りつめた男が編み出した」という出版社がとってつけたようなコピーはどうでもいい。ただし、吉越さんの主張とは似て非なるものだ。

理由はまた、紹介記事を書くときに触れる。

もう一冊、これは読もうと決めていて、事務所に買い置きを取り出してきたもの。

ジョセフ・ナイ(北沢 格訳)「リーダー・パワー」、日本経済新聞出版社(2008)

昨年の暮れに出た本。

「ソフト・パワー」のジョセフ・ナイの新刊だということで、出版された時分にすぐに読んだが、あまり、何も感じなかったのだが、ある人が訳者のあとがきとオビにある

リーダーシップは正確な情報と正しい分析能力に基づきさえすれば、誰もが、いつでも学習可能なスキルなのである

という主張をボロクソに言っていたので、興味がわいて改めて読み直してみた。

スキルという言葉の解釈の問題かもしれないが、なぜ、こんなあとがきを書いたかの方が不思議だ。正確な情報と正しい分析能力がリーダーの稚拙を分けるが、これだけでリーダーシップが生まれるとは書いていないように思うのだが、、、ある意味で、ソフトパワーで主張していたことを、違う切り口で書いている。

せっかくなので、この本も紹介記事、書こうかな。。。

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