【ほぼ日 読書日記】2009年2月12日
大切なことがたくさん書いてある。、、、ような気がする。
冷泉 彰彦「アメリカモデルの終焉」、東洋経済新報(2009)
仮説は、
「組織とは評価の対象と範囲を決めるために作られた」
というもの。この仮説で、成果主義をはじめ、いろいろな米国流の経営制度が日本にはなじまない理由を説明している。
仮説が正しいかどうかは人によってとらえ方が違うように思うが、この仮説一つで、いろいろな説明ができるというのはおもしろい。ただし、最後の提言はあまり、おもしろいとは思わなかった。
もう一つ、これをビジネス書の杜の読書日記に入れると、また、小池龍之介氏の本のような批判が出てくるかもしれないが、勇気を持って。
中村 雅彦「祈りの力―願望実現へのアプローチ」、東洋経済新報社(2009)
今年はスピリチャルマネジメントに手を出そうとしているが、この手の本は意外と多い。中村氏は、心理学者であると同時に、「拝み屋」。「拝み屋」といえば、このコミックスを愛読している。
宮本 福助「拝み屋横丁顛末記」、一迅社(2008)
中村さんの本に比べると、マンガだが、心理的に考えさせられる要素は結構あるし、和めるコミックス。
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