【ほぼ日 読書日記】2009年1月29日
う~、ついに1日以上遅れてしまった。29日の日記!?
こういう本がある。
ロバート・ケリー(牧野 昇訳)「指導力革命―リーダーシップからフォロワーシップへ」、プレジデント社(1993)
フォロワーシップをうたった本で、バイブル的な存在になっている。日本でも当代きってのオピニオンリーダーであった牧野昇さんが翻訳されたので話題になった。僕と同年代の方だとお読みになった方も多いかもしれない。
この本の原題は「Power of Followership」)である。本をみたときに、リーダーシップの勉強をかじりかけていた僕は、このタイトルはないだろうと思った記憶がある。リーダーシップとフォロワーシップは対比するものではないと思った。今でもそう思っている。先日、「一つ上のプロマネブログ」にこんな記事を書いたが、リーダーシップとフォロワーシップではミメロギアにはならない。
と思っていたのだが、同じタイトルの本が出てきた。なんと!!
中竹竜二「リーダーシップからフォロワーシップへ」、阪急コミュニケーションズ(2009)
ただし、ロバート・ケリーと同じく、内容はすばらしいと思っているので、いずれくわしく紹介したい。
中竹さんは、このケリーの本を訳した牧野昇さん(故人)と同じ三菱総研の出身で、早稲田のラグビー部監督。ロバート・ケリーの影響を強く受けているように思える内容。指導的立場からのフォロワーシップという視点で書かれているので、プロジェクトマネジャーには大いに参考になると思える。ロバート・ケリーも読んだ方がよいと思うが、絶版、、、
そういえば、この日記で以前、早稲田の陸上部の渡辺 康幸監督の本
「自ら育つ力 早稲田駅伝チーム復活への道」、日本能率協会マネジメント 出版情報事業(2008)
を紹介したが、早稲田史上でもトップレベルだと言われたチームが、東洋大学の1年1人に見事にやられましたなあ、、、勝ったらもっとこの本も売れてただろうけど。
早稲田のラグビー部も今年は8年ぶりに対抗戦で負けた。
やはり、リーダーシップや育成というのは難しいなあ、、、ビジネスと違って短期間で結果が出るので、本作りも難しいよなあ、、、
このブログの読者の大卒率を大学進学率と同じと仮定してフェルミ推定すると、このブログの読者に早稲田の出身の方は300人はいらっしゃると思うので、もう、これ以上書かない(笑
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