【ほぼ日 読書日記】2008年12月12日
ちょっとうれしいことがあった。このブログで書籍を紹介しているある本の著者にコンタクトをとったところ、出版社の編集者の紹介でご自身の本を取り上げた日記を読んで戴いていた。巨大書評ブログならともかく、ほそぼそと想いをもってやっているブログとしては、著者から読んでもらうのはうれしいものだ。
さて、本の話。寝る前の読み出してはまってしまった。流し読みをしていたが、途中でリセット。最初から精読をした。面白い!
ロイ・レビスキー、デイビッド・サンダース、ブルース・バリー(高杉尚孝監訳、小西紀嗣訳)「交渉力 最強のバイブル―人間力で成功するベストプラクティス」、マグロウヒルエデュケーション(2008)
交渉力という言葉の本は多数あるし、10冊近く読んで入ると思うが、ダントツに面白い。この本を読んだら、ほかの本は交渉術であって、交渉力ではないと思えてくる。交渉に「力」を生み出すとはなんとすばらしい発想だろう。この本は紹介記事を読むまでもなく、買い。
で、その前に実は一冊の本に目を通した。こちらは流し読みレベルだが、こちらもよい。
富士ゼロックスKDI、紺野 登、荻野 進介、(野中 郁次郎+小林陽太郎監修)「サラサラの組織―あなたの会社を気持ちいい組織に変える、七つの知恵」、ダイヤモンド社(2008)
富士ゼロックスKDIが野中先生と紺野先生を担ぎ出して作った宣伝本。といいたいところだが、内容はとても面白い。宣伝本というほど、灰汁もない。富士ゼロックスKDIというのが高度なレベルにあるってことかな。それにしても、このメタファはいいねえ。気に入ったので、「ほぼ日読書日記」初のカバー写真掲載!流行れ!
気が向いたら紹介記事を書く。
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