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2008年10月29日 (水)

【ほぼ日 読書日記】2008年10月28日

汐留の住友ビルにLIBROという本屋がある。隣の東京汐留ビルディングも住友だが、こちらはソフトバンクの本社とコンラッドがあるビル。LIBROにびっくりするような雑誌の山ができていた。雑誌は僕の愛読する雑誌の一冊。

B001i9xuoa ATES (アテス) 2008年 12月号

普段の月の仕入れは、ほかの雑誌と同じく一山だけ。今回は、何箇所かに分散して5山くらいあった。特集が「ソフトバンクの正体」。

むう、やはり、ソフトバンクの社員が買うのだろうか?なぞだ。

で、さらに話は続く。

東京汐留ビルディングからさらに、銀座よりにいくと、カレッタ汐留ビルがある。電通のビルだ。ここに文教堂書店ができた。品揃えが変わっている。広告関係の本がやたらと多いし、社会的ブームになっていることに関する本がたくさん並んでいる。きっと電通の社員が買うのだろう。

その文教堂でWoW!な本を見つけた。ロバート・パイクのCreative Training Techniques Handbookの訳本。いつの間にと、奥付をみたら9月30日。出たばかり。

●ロバート・パイク(中村文子監修、藤原るみ訳)「クリエイティブ・トレーニング・テクニック・ハンドブック[第3版] 」、日本能率協会マネジメント 出版情報事業(2008)

この本、初版が89年、第2版が94年で、第3版が2004年の出版。独立したころに、米国の会社と一緒にプロジェクトマネジメントの研修ビジネスをやっていたころに、第1版、第2版には、散々、お世話になった本。第3版が出ていたとはしらなかった。

日本の研修と米国の研修を比べると、スタイルが全然違う。最近は、リーダーシップ系や、ヒューマンスキル系の研修を中心に同じようなスタイルの研修を日本でも見かけるようになってきた。

どっちがよいかは別にして、米国スタイルの研修はこの本の影響が極めて大きい。弊社が開発する研修はクライアントから米国のライセンスものですか?といわれることがある。かなり、ロバート・パイクの影響を受けたスタイルになっているからだろう。そのくらい影響力のある一冊である。

それにしても8400円とは思い切った価格にしたものだ。クリエイタはそのくらいのフィーやサラリーを取っているということか、、、

とりあえず、買ってきて、さっと目を通した。そんなに極端に変わった様子はなし。

前書きが長くなったが、今日は京都から東京に新幹線で移動。移動中に、最近、マイブームの社会起業本を一冊読む。

●フランシス・ウェスリー、ブレンダ・ツィンマーマン、マイケル・クイン・パットン、エリック・ヤング(東出顕子訳)「誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる」、英治出版(2008)

【感想】
これまでに読んだ何冊かの本は、実践事例に重心があったが、この本は珍しくマネジメントに焦点が当たっている。僕自身はこういう視点の本を求めていた。ソーシャルイノベーションはやはり、マネジメントパラダイムとしても重要なことがよく分かる。

いずれ、社会起業ということで記事を書こう。

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