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2007年4月 9日 (月)

日本人ビジネスマンも捨てたものじゃない

4478000395_01__aa240_sclzzzzzzz_v4228015 マーク・フラー (著), ジョン・ベック(グロービス経営大学院監修)「サムライ人材論―アメリカがうらやむ日本企業の強み」、ダイヤモンド社(2007)

お奨め度:★★★★

日本は再生がお家芸だと得著者がキーワードに挙げるのが、「武士道」精神。乱世を生き延び、志を持つサムライ人材こそが、日本独自の強みだという。

この本は、このサムライ人材なる人材について、強みという視点から、特性を分析している。同時に、話は組織論までに、および、武士社会の縦型組織のよい点についても分析している。

このような分析に基づいて、日本企業は侮れないという結論をしている。

結構、おっと思うような指摘がある。特に、サムライの階層とのバランスを考えたリーダーシップ論は非常によいヒントになる。

ハンバーガーを食べ飽きて、おバンザイを懐石料理だといっているような気がしないでもないが、彼が説いているマインドセットは確かに持っている人が多いと納得できるものだ。その意味で、日本人が参考にできる人材・組織論だといってもよいし、リーダーが読むとまた、違った意味で学ぶところがおおいだろう。

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サムライと言えば日本です。 外国の方は大好きです。 カッコイイよね、武士道精神。 [続きを読む]

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