カリスマホストの書いたベタなマネジメント論
芳晶せいじ「人とカネはこうして掴め! 夜王塾」、双葉社(2006)
お奨め度:★★★★1/2
芳晶せいじさんは、マスコミにもよく登場するカリスマホストである。その芳晶せいじさんのマネジメント論。事業のマネジメント、チームのマネジメント、顧客のマネジメント、人のマネジメントなど、マネジメント全般にわたり、「ベタ」なマネジメント論が展開されている。素晴らしい本!
何よりも素晴らしいのは、ベタである点。今の20代の人たちに、マネジメントを伝えようとすれば、このくらいベタに語っていかなければ伝わらないのだろうなと思う。
それを行動できている点が、何もよりも芳晶せいじさんの素晴らしい点ではないかと思う。今の日本人を語るときに一つのキーワードは「ハングリー精神の欠如」である。言い換えると、自己実現への欲求がなくなっている。
それが残っているのがこの業界だと思う。その意味で、この本に学ぶことは多い。ぜひ、読んでみてほしい。人生が変わるかもしれない。
また、ホストのマネジメントの本質についてはこちらの記事も読んでみてほしい。
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