信長のイノベーション
童門冬二「信長―破壊と創造」、日経BP社(2003)
お奨め度:★★★1/2
小泉首相の在任期間5年番組で紹介していたので、読んでみたら、当たり。信長は稀代のビジョナリストだとして、
・物理的な壁
・制度的な壁
・意識的な壁
を破壊したということをエピソードを引きながら紹介し、議論している。議論そのものは、どうかなと思うものも少なくないが、この中で意識的な壁を壊す部分は結構参考になる。
その中心は「一生懸命の思想」なるものだが、確かに、この変革プロセスは卓越したものだなと思う。
歴史読み物としてはあまり面白くないので、ビジネス書として読むこと。
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