コミュニケーションマネジメントの本
鶴野充茂「あたりまえだけどなかなかできない説明のルール」、明日香出版社(2006)
お奨め度:★★★★
かなりディープなコミュニケーションの本。準備で8割が決まるといっているように、コミュニケーションの技術そのものよりは、コミュニケーションマネジメントのノウハウに重点が置かれている。
・説明する前にシナリオを準備しよう
・説明する前に相手の答えを予想しよう
・ひとつのことをさまざまな視点で見よう
・聞かれる以上の情報を用意しておこう
・説明の「種類」をはっきりさせよう
・本当に目の前にいる人は説明すべき人なのかを考えよう
・会う前に電話かメールで概要を伝えよう
といったルールが101並んでいる。プロジェクトマネジャー必見の一冊。
このシリーズ、ブログでも「あたりまえだけどなかなかわからない組織のルール」を取り上げているが、人気シリーズになってきて、内容も充実してきた感がある。この本のようにあまり世の中にない視点でまとめた本をもっと出してほしい。
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