クリティカル・ワーカー
赤堀広幸「クリティカル・ワーカーの仕事力―ワークスアプリケーションズ問題解決型人材の挑戦」、ダイヤモンド社(2005)
お奨め度:★★★★
クリティカル・ワーカーという概念について、実際の事例に基づきながら、解説した本。
クリティカル・ワーカーというのは、新たな価値の創造を問題解決によるブレークスルーを中心に実行していく人たち。ソフトウエア開発会社を例にとって説明している。
興味深い点は、ソフトウエア産業の特徴かもしれないが、ボトムアップの価値創造ができる点。一般に価値創造はトップダウンのアプローチが適しているように思えるが、この本を読んでいるとそうでもないと思える。
業種やサービスは違うが、ノードストロームを思い出させる内容である。
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目次
はじめに―「100人に1人しかできない仕事」をする
1章:クリティカル・ワーカーという人材像
2章:自分たちにしかできない仕事
3章:クリティカル・ワークの実際
4章:ブルークスルーの方法論
5章:クリティカル・ワーカーを目指す者への指針
6章:クリティカル・ワーカーを興奮させ続ける
解説:「クリティカル・ワーカー」という選択─ヘッドハンターの視点から
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