チームマネジメントのバイブル
ジョン・R. カッツェンバック、ダグラス・K. スミス(吉良 直人、横山 禎徳)「「高業績チーム」の知恵―企業を革新する自己実現型組織」、ダイヤモンド社(1994)
お奨め度:★★★★1/2
チームマネジメントの金字塔ともいえる1冊。
チームとは何かという議論から始まり、如何にチームを作っていくか、リーダーシップはどうあるべきか、チームの業績を如何に計測すべきかなど、チームマネジメントに関するあらゆる問題に対して、現在のチームマネジメント理論の下敷きとなる理論を唱えている。
ドラッカーが「マネジメントを発明した」とすれば、カッツェンバックは「チームマネジメントを発明した」といえる。この1冊を読まずして、チームマネジメントを語るべからず!
# この本は、例によって、絶版されています。さすがダイヤモンド社!
アマゾンではずっと品切れでしたが、たまたま、今、見たら、古本(ユーズド)が出品されていたので、記事を書きました。ただし、一番安いのが、6300円です。ちなみに定価は2900円です。これも良書の証明でしょう!
品切れになっていたらすみません。
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目次
第1部 チームを理解する(なぜチームなのか?
一つのチーム―業績達成の物語
チームの基本原則―実用的な定義と規律
高業績のチーム―とても役立つ二つのモデル)
第2部 チームになる(チーム業績曲線
業績曲線を登る―個人業績からチーム業績へ
チームリーダー
チーム、障害、そして達成―壁を打ち破るには)
第3部 ポテンシャルを実現する(チームと業績―相互に補強し合うサイクル
チームと大規模な変革―必然的な組み合わせ
トップ経営陣のチーム―難しい選択
経営者の役割―高業績組織に導くリーダー)
エピローグ 行動の勧め
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