仕事で「一皮むける」
金井壽宏「仕事で「一皮むける」 、 光文社新書
お奨め度:★★★★
主に大企業で働くさまざまな分野のビジネスマンに、インタビューにより「一皮むけた」経験を問い、ライフヒストリー風にまとめた本である。
「豊かなキャリア形成へのメッセージ~経営幹部へのインタビュー調査を踏まえて~」という(社)関西経済連合会が実施したプロジェクトでのインタビューが元になっている本。
小泉首相ではないが、「人生、いろいろ、キャリアもいろいろ」であると改めて実感させられる本だ。読んでいて、一皮むけた経験というのは後で考えてみればというのが多いような気がする点が若干気になるが、読んでいて元気をもらえる本であることは著者の思いがうまく実現できているように思う。
【プロジェクトマネージャー養成マガジンでの紹介文】
プロジェクトマネージャーになるということは、まさしく一皮むけるということである。一皮むけたという実感のない人は、ある意味で本物のプロジェクトマネージャーになっているとはいえないのではないかとさえ思う。
この本は、神戸大学の金井先生が、関経連の調査で、ビジネスマンの一皮向けた経験のインタビューをまとめて1冊の本にしたものである。
どのような経験で一皮むけたのか、読んでみると非常に参考になる。
ちなみに、この話をいろいろな会社で話をしてみるが、10人中、9人までは冷ややかな目で見られる(苦笑)。理由は推察できるが、ここでは述べない。
はじめまして、プロジェクトマネージャー養成マガジンを参照して、やってきました。
私も、まだまだ少数ですが、ビジネス書などを読んだ感想や、またブログで知り合った方々に頂いた言葉に感動し、その感想などを綴った記事で、日々ブログの更新をしております。
よろしかったら遊びにきていただければ幸いです。
投稿: 佐藤裕介 | 2005年2月 9日 (水) 10:07