チーム・ビルディングを正しく理解しよう!
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・ レビュー) 2004年12月号
特集:チーム・ビルディング
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好川の参考になった記事ベスト3
(1)和田秀樹「チームの心理学」
チームマネジメントでは個と全体のマネジメントが求められるが、これには「心理学」のフレームワークが有効である。この記事では、精神的プラットフォームとして「成熟した依存」関係の必要性を訴え、ここに「共感する力」「疑う力」を発揮させることで、チームの生産性や創造性、結束力が高まると主張する。
(2)ナディム F.マッタ、ロナルド N.アシュケナス「大プロジェクトは小さく管理する」
大規模プロジェクトで期待どおりの成果を上げられない最大の原因はプロジェクト・マネジメント手法にある。WBSでプロジェクトに必要な活動を事前にすべて洗い出し、これらを順次水平的に実行していくやり方が災いの元である。ここに「ラピッド・リザルト・イニシアティブ」を導入すれば、プロジェクトは必ず成果を出すことができる。
(3)釘崎広光「成果主義が「チーム力」を強化する」
成果主義への批判は、運用の失敗に起因するものばかりである。これが度重なり、日本的経営を破壊するものだという批判もある。しかし、運用をうまくすれば、成果主義は日本的経営の強みを増幅することができる。
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