プロジェクトの不条理を解消しよう!
【PMstyleプロデューサー・好川哲人からのメッセージ】
『プロジェクトの不条理を解消しよう!』
多くのプロジェクトマネジャーは、「プロジェクトの不条理」に悩んでいます。不条理を解消し、高い動機で、高い品質の成果を実現しましょう!
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【PMstyleプロデューサー・好川哲人からのメッセージ】
『プロジェクトの不条理を解消しよう!』
多くのプロジェクトマネジャーは、「プロジェクトの不条理」に悩んでいます。不条理を解消し、高い動機で、高い品質の成果を実現しましょう!
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【PMstyleプロデューサー・好川哲人からのメッセージ】
『健全なプロジェクトの背後に健全なガバナンスあり!』
以下の症状があれば、迷わず、プロジェクトガバナンスの強化に取り組みましょう。
プロジェクトトラブルが起こってからでは手遅れです!
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◆要求の取捨選択が求められる時代
過去5年間、プロジェクトマネジメントが注目され、プロジェクトリーダーの育成が盛んに行われてきました。プロジェクトリーダーは、市場や顧客の要求をくみ取って、それを商品やサービスとして提供していくことが任務です。その背景には、要求に対応していけば、企業は成長していくという前提がありました。
ところが、この前提は崩れつつあります。まず、市場や顧客の要求が経済的な合理性を欠くことが多くなってきています。つまり、顧客や市場の求める対価で商品やサービスの提供をしても、利益が出なくなってきています。現場はコストに関しては、乾いた雑巾を絞るようなコスト削減が行なってきたにも関わらずです。
もうひとつはもっと深刻な問題で、顧客や市場自身が、自らの要求を明確にできなくなってきました。つまり、市場や顧客の要求をくみ取ってというやり方が通用しなくなってきており、提供側が市場や顧客の意図を斟酌して、商品やサービスを提供していかざるを得なくなってきました。
このような問題を解決するには、従来のように「必要とあればなんでもやる」という流儀を改める必要があります。つまり、要求や顧客自体の優先順位を決めて、取捨選択をせざるを得なくなってきたわけです。
同時に、自社として提供する範囲を決め、そこに対して、資源を徹底的に投入して、提案力をはじめとする組織能力の強化をしていく必要がでてきました。
2010年3月9日(火)10時~18時、ヴィラフォンテーヌ汐留第4会議室にて、『プロジェクトデザイン』を開催しました。
講師は、好川哲人、戦略とプロジェクトの関係、それらを結びつけるプロジェクト憲章についてスライド68枚にて解説しました。エクスサイズでは、ケースシナリオを題材に、5つの質問に答えながら、プロジェクト憲章を作成しました。
2010年3月2日(火)13時15分~17時15分、銀座ビジネスセンターにて、『管理者のための戦略的プロジェクト管理講座』を開催しました。
講師は、好川哲人、戦略的プロジェクトマネジメントと管理者と管理者との関係、組織との関係などをスライド89枚にて解説しました。
2010年2月22日(月)に、ヴィラフォンテーヌ汐留会議室7にて、『小規模プロジェクトのプロジェクトマネジメント』セミナーを開催しました。
本セミナーでは、小規模プロジェクトの特徴、それゆえ必要であるマネジメントとリーダシップについて、立上げプロセス、計画プロセス、コントロールプロセス、終結プロセスに分けて、解説しています。また、小規模プロジェクトでは、立上げプロセスが最も重要であり、そのことを確認していただくための演習を時間をかけて行っています。
また、最後にプロジェクトマネジャーは複数の小規模プロジェクトをマネジメントすることが多いことから、マルチプロジェクトマネジメントのポイントについて触れています。
2010年1月22日午後に銀座ビジネスセンターで、『プロジェクトガバナンス』セミナーを開催しました。
本セミナーは、戦略的プロジェクトマネジメントの基盤になる「プロジェクトガバナンス」を基礎から学ぶセミナーです。
(2009/11/16)
◆「三つの視座」をプロジェクトに持ち込む
「視座」という言葉があります。
物事を見る立場
という意味です。プロジェクトを成功させるには、プロジェクトマネジメントの視座
が大切になってきます。
プロジェクトには
事業部長の視座
部課長(マネジャー)の視座
プロジェクトマネジャーの視座
といった視座があります。例えば、「お金」を例にとって考えて見ましょう。
プロジェクトマネジャーのお金の管理に関する視座はコストマネジメントです。如何
に、プロジェクトで発生するコストを与えられた予算内に収めるかです。
ところが、部課長のマネジメントの視座は違います。付加価値です。コストと付加価
値は同じようで実は全く異なるものです。SIのような受注型のプロジェクトであれ
ば、売上げとコストの差が収益です。商品開発ですと、投資とライフサイクル内での
売上げが付加価値になります。
(2009/12/02)
◆プロジェクトデザインにおける「プロジェクトの3つの見方」
プロジェクト活動を企業にとって有意義なものにするためには、デザインにおいてプ
ロジェクトに対して3つの見方をしてみる必要があります。その3つとは
(1)視座
(2)視野
(3)視点
です。
視座とは、誰がどのような目的を達成するために実施するプロジェクトかという見方
です。視野とは、そのプロジェクトをどのような範囲、どのような時間で捉えるかと
いう見方です。三番目の視点はよく使われるとおり、そのプロジェクトにどのように
アプローチしていくか、言い換えると目標をどのように設定するかです。
2009年11月18日に会議室8で、『小規模プロジェクトのプロジェクトマネジメント』を開催しました。
本セミナーでは小規模プロジェクトでは、柔軟性を重視したマネジメントを行い、そのためにプロジェクトビジョンを創生することが必要であり、プロジェクトリクエスト、プロジェクト憲章を作成する演習を行っています。
演習はグループ単位で実施しますが、その演習では、相手グループをプロジェクトスポンサー(PMの上司)に見立てて、相手グループからプロジェクトに対する要求をもらい、ロールプレイでプロジェクト憲章などの承認を行います。
ロールプレイでは、上司の役ですので、役になりきっていただき、プロジェクトに対して、注文をつけたり、PMからの相談を受けたりします。アドリブで質問に対する回答をしていただくこともあり、皆さん、楽しく取り組んでいただいています。