【コンセプチュアルスタイル考】第5話:創造的に意思決定する
◆KT法
意思決定というとケプナー・トリゴー法(KT法)が一般的な方法だと言ってよいくらい、普及しています。手法の確立が偉人達の行動を取り込んでいるので、当たり前といえば当たり前ですが、その手法は以下のようなものです。
<ステップ1>目的と決定事項
何のために何を決めたいのかを明らかにする。
<ステップ2>期待する成果=目標
何を達成すれば決定事項が実現するのかを明らかにする。
<ステップ3>案の選択
目標を実現するための案を複数挙げ、最適案を選ぶ。
<ステップ4>リスク対策
最適案を実行する際のリスクを予測し、対策を用意する。
<ステップ5>実行
選択案を実行に移し、初期の目標を達成する。
ステップの切り方や表現にはバラエティがありますが、どんな意思決定の手法も基本的にはこのステップを踏んでいると考えてもいいと思われます。