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2020年5月 1日 (金)

【読書リスト】2020年3月~4月に読んだ本

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/books/read/
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事情があって、ビジネス書の杜のブログ、FBページの更新が止まっていますが、そろそろ再開したいと思います。
 
とりあえず、3月、4月と読んだ本の紹介をしていませんので、紹介するところから再開します。あまり本を読めていないので数は少ないですが、結構いい本に当たっています。
 
例によって☆はこれから(いつになるかわかりませんが)書評を書きたいと思っている本です。なお、フェースブックでコメントしていない本によっては一口コメントをつけてあります。★は評価です。
 
 

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☆吉田幸司「「課題発見」の究極ツール 哲学シンキング 「1つの問い」が「100の成果」に直結する」、マガジンハウス(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838730810/opc-22/ref=nosim
※哲学を課題発見のツールにしようと提案し、その方法をまとめた本。
 
 
高松 康平「筋の良い仮説を生む 問題解決の「地図」と「武器」」、朝日新聞出版(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402331868X/opc-22/ref=nosim
※ロジカルシンキングの重要な課題である仮説の生成を適切に行うために、問題解決の地図と武器を持とうという考えで、地図と武器になる手法を紹介した本。
 
クロード・スティール(北村英哉日本語版序文、藤原朝子訳)「ステレオタイプの科学――「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか」、英治出版(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862762875/opc-22/ref=nosim
※社会心理学では有名な手法であるステレオタイプが、実社会では十分に認識していない。その理由を、「差別」と「偏見」と混同されやすいことにあるとし、独特の視点からステレオタイプの意義と取り扱いについて論じた本。
 
ガブリエル・ワインバーグ、ローレン・マッキャン(小浜 杳訳)「超一流が実践する思考法を世界中から集めて一冊にまとめてみた。」、SBクリエイティブ(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4815604428/opc-22/ref=nosim
※思考法を選択、結果想定、タイムマネジメントなど9つのジャンルに分け、それぞれについて著名なリーダーたちの思考法を紹介している。
 
☆羽田康祐 k_bird 「問題解決力を高める「推論」の技術」、フォレスト出版(2020)(★★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866800615/opc-22/ref=nosim
※独特の視点により、洞察、予測と検証、アブダクションについて解説し、それらの組み合わせによって推論力を高める方法を示している。ロジカルシンキングができる人にも新たな発見が多数あるだろう。
 
細谷 功「「具体?抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問」、PHP研究所(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569845991/opc-22/ref=nosim
※細谷さんのテーマである具体と抽象の行き来に関する新刊。今回は多くの問題を準備してあり、考えながら思考スキルが身につく一冊になっている。
 
☆山口 周、水野 学「世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術」、朝日新聞出版(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022516739/opc-22/ref=nosim
※両者の書籍はほとんど読んでいるので特に新しさは感じなかったが、話がかみ合わない部分があって、その議論がなかなか、興味深かった。

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2020年1月24日 (金)

「工場」パラダイムから「アート」パラダイムへ

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若宮 和男「ハウ・トゥ アート・シンキング 閉塞感を打ち破る自分起点の思考法」、実業之日本社(2019)
 
 
お薦め度:★★★★★
 
 
 
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2019年12月17日 (火)

閉塞感を打ち破りたい人へ

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ジョン・C・マクスウェル(山田 仁子訳、岩田 松雄解説)「「NO LIMITS 「できる人」は限界をつくらない」、三笠書房(2019)
 
 
お薦め度:★★★★★
 
 
 
 
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2019年11月27日 (水)

The Amazon Way(ザ・アマゾンウェイ)

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John Rossman(渡会圭子訳)「アマゾンのように考える 仕事を無敵にする思考と行動50のアイデア」、SBクリエイティブ(2019
 
 
 
 
 
お薦め度:★★★★★
 
 
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2019年11月 8日 (金)

テクノロジーからテクノロジー思考へ

 

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蛯原 健「テクノロジー思考 技術の価値を理解するための「現代の教養」」、ダイヤモンド社(2019)
 
 
お薦め度:★★★★
 
 
 
 
 
 
 

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2019年11月 1日 (金)

MBAコンセプトの本質を知り、使いこなす

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グロービス、嶋田 毅「ダークサイドオブMBAコンセプト」、東洋経済新報社(2019)
 
 
お薦め度:★★★★★
 

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2019年10月28日 (月)

VUCAの時代に活躍するために読んでおきたい本

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◆はじめに
 
VUCAが急速に広まってきています。VUCAとは
 
「Volatility」(変動性:変化が激しく不安定)
「Uncertainty」(不確実性:問題や出来事の予測がつかない)
「Complexity」(複雑性:多数の原因や因子が絡み合っていること)
「Ambiguity」(曖昧性:出出来事の因果関係が不明瞭で前例もない)
 
の略語で、一言でいえば、
 
「あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、将来の予測が困難な状態」
 
です。
 
このような時代にはロジカルシンキングなどの従来の方法をいくら勉強しても役に立ちません。VUCAに対応した勉強が必要です。中でも重要だと考えられているのが、直感や主観をうまく活用していくことです。また、その具体的な方法として最近注目されているパーパスという概念があります。
 
この記事では、このような本を紹介したいと思います。
 
 
◆タイトルにVUCAが入っている本
 
まず、タイトルにVUCAが含まれている本を紹介しておきます。昨年まではありませんでしたが、今年になって何冊か登場してきています。
 

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就実大学経営学部編「VUCA世界における日本の選択 (就実大学グローカルブック) 」、吉備人出版(2019)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860695720/opc-22/ref=nosim
 
河野英太郎「本当は大切なのに誰も教えてくれないVUCA時代の仕事のキホン」、PHP研究所(2019)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569842453/opc-22/ref=nosim
 
時吉康範, 時吉 康範他編集「2030 経営ビジョンのつくりかた VUCA時代を乗り切る」日本経済新聞出版社(2019)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532322898/opc-22/ref=nosim
 
柴田 彰「VUCA 不確実な時代の7つの能力」、日本経済新聞出版社(2019)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532323126/opc-22/ref=nosim
 
 
◆VUCAについて触れている本
 
次に、VUCAに触れている本として、ぜひ、読んでおくとよいものは、以下の2冊です。
 
山口周「ニュータイプの時代」(ダイヤモンド社)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447810834X/opc-22/ref=nosim
 
岩下智「面白い! 」のつくり方(CCCメディアハウス)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484192217/opc-22/ref=nosim
 

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2014年1月 8日 (水)

ビジネスメガネを新調しよう

4054058868井関 利明, 山田 眞次郎「思考 日本企業再生のためのビジネス認識論」、学研パブリッシング(2013)

お奨め度:★★★★★

大学改革の手本となった慶應大学SFCの創設メンバーの中心であった井関 利明慶應義塾大学名誉教授と、インクスの創設者であり、モノづくりの論客でもある山田 眞次郎さんが現在のビジネスの認識について過去からの流れを整理し、論じた対談集。パラダイムの変化をうまく議論していて、今、われわれが行っているビジネスを明確に認識できる一冊。

これは名対談集だ。水野学さんによる本全体のデザインもよい。

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2014年1月 2日 (木)

組織と個人を同時に変える

4862761542ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー(池村千秋訳)「なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践」、英治出版(2013)

お奨め度:★★★★★

ハーバード大学で、成人学習、職業発達論を研究するロバート・キーガン教授の『Immunity to Change』の翻訳書。2009年の刊行以来、免疫システムという変わった概念による変革アプローチの本として評価されている。

変化が必要だと思っても、85%の人が行動すら起こさないとされるが、この本のアプローチによると多くの人や組織は変革できると主張している注目の一冊。変革の必要性を感じている人はぜひ、読んでみよう!


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2013年12月24日 (火)

「ひらめき」の達人たちはどんなことを考え、行動しているのか

4040800052伊藤 穰一(狩野 綾子訳)「「ひらめき」を生む技術 (角川EPUB選書)」、KADOKAWA/角川学芸出版(2013)

お奨め度:★★★★★+α

MITメディアラボで伊藤穣一所長が自分の人脈をつなぎ各界の第一線で活躍するスペシャリスト達を呼んで、学生たちの前でディスカッションする「カンバセーション・シリーズ」の中から、伊藤さん自身が対談した4名の対談録に、伊藤さんの解説をつけた本。

刺激を受けるという点においては、まれにみる一冊だ。


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