セレンディピティのその後【ほぼ日読書日記 2009年7月31日】
昨日、この本について書いた。
マーク・シルベスター、モヒ・アメッド「リビングサービス―感動を呼ぶITサービス革新が今始まる」、日経BP社(2009)
今日、別の人から別の本を貰った。
富士通(株) Qfinity推進室「職場を変える 富士通の品質改善活動(Qfinity)」、日本能率協会マネジメントセンター(2009)
重なるときはこんなものか。と思って、ぱらぱらと見ていたら、そういうことでしたか。これも、リビングサービスというわけですか。
全くの偶然なのだが、宮永先生の新刊を読んでいたら、生産財(部品)メーカのコンシューマ向けマーケティングの必要性に触れられていた。
宮永 博史「理系の企画力!-ヒット商品は「現場感覚」から」、祥伝社 (2009)
富士通という会社は以前はナレッジマネジメントをアピールしていた。なかなか、おもしろいやり方だ。
さて、宮永先生の本。宮永先生というとセレンディピティのブームの仕掛け人で、
宮永 博史「成功者の絶対法則 セレンディピティ」、祥伝社(2006)
のインパクトが強いが、今度の新刊の方がよい。理系の現場オリエンテッドな企画方法を、かなり、体系的に述べられている。もちろん、セレンディピティと同じようにインパクトのある事例満載。新書にせずに、もっと詳しく書いてほしいような本。
理系マネジャーは読んでおきたい本。
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