プロジェクトマネジメントは変わるのか?【ほぼ日読書日記 2009年7月15日】
これはさすが芝尾さんならではと思わせる、いい本ですね。
芝尾 芳昭「プロジェクト会計入門」、生産性出版(2009)
大変、参考になりました。特に、4章のプロジェクト会計の導入の話は参考になった。組織としてプロジェクト会計を導入できるかどうかはともかくとして、プロジェクトマネジメントに新しい視点を与えることは間違いない。工事進行基準に対応するのに、会計マンも3章とこの4章くらいの見識はもっておいてほしいなあ。
もう一冊。空気というのを最初に言い出したのは、たぶん、山本 七平氏。
山本 七平「「空気」の研究」、文芸春秋(1983)
阿部元首相のYK揶揄以来、(場の)空気について書いた本が結構でていて、何冊か読んだが、その中では一番よかった。
四条 さやか「空気の作法 あなたの印象を変える空気の法則」、同友館(2009)
空気というのを体系的に語るなら、コミュニケーションとして捉えるのだという何でもないことに気がついた。「空気」に対する認識が変わった。コミュニケーションとして考えれば、読むだけではなく、作ることが必要なんだ。
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