プロデュースの極意【ほぼ日読書日記 2009年6月26日】
今日は1日セミナーの講師。終わった後で本屋に行き、10冊くらい本を買ってきた中から、仕事術系の本を3冊ほど、読んだ。
一冊目。古田マリさんの新刊。
古田 マリ「絶対「間に合う」仕事術―突発事態も切り抜ける4つのツール」、東洋経済新報社(2009)
ガントチャート、クリティカルパスに加えて、オリジナルのツール、「敷地図」、「目標管理透視図」を組み合わせて、デッドラインを死守する仕事の方法を解説している。
この前の空間思考の本
古田 マリ「仕事の設計図を描く―「空間」思考でできる人になる」、成美堂出版(2007)
が結構、インパクトあったのに、新刊は普通。次作に期待。
二冊目。高橋浩一さんという方の「人を巻き込む仕事のやり方」。
高橋 浩一「人を巻き込む仕事のやり方」、ファーストプレス(2009)
まず、目立ったのが帯。金井先生の推薦だが、著者より遙かに大きなフォントで名前が出ている。少なくとも僕はこの帯で、また、金井先生の新刊かと思って手にとったのだから、出版社の作戦大成功。
内容はよかった。っていうか、金井先生の品質保証なので当たり前か。
三冊目。
小山 登美夫「小山登美夫の何もしないプロデュース術」、東洋経済新報社(2009)
この本が3冊の中では最もおもしろかった。
著者の小山 登美夫さんはギャラリスト。キャリーという仕事そのものも興味深いし、その中で、非常に人間観察眼に優れた著者の見識は読むに値する。人をプロデュースするというのはどういうことかを考えるに当たって非常に参考になった。
アーティストというのがどのくらいの割引要素になるか、よくわからないが、結構、ビジネスプロデュースにも通用しそうだ。
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