【ほぼ日 読書日記】2009年2月5日
う~ん、、、
一昨年の10月か11月に、岸良さんと講演会で一緒になり、今度、金井先生と「過剰管理」の本を書くんですよと話しかけられて、「お~!」と思った。しばらくして、金井先生からプロマネの本を書くというメールを戴いた。金井先生も楽しみにされていたので、僕も楽しみにしていた。
岸良さんの問題解決の本がダイヤモンドから出たときとか、金井先生監訳の「サーバントリーダーシップ」、「幸之助論」などの本が出たときとか、この本のことを思い出し、心待ちにしていた。
やっと出た!多摩センターで、アポの時間調整に啓文堂書店に入って、発見!
金井 壽宏、岸良 裕司「過剰管理の処方箋 自然にみんながやる気!になる」、かんき出版(2009)
手にとって、さっとみて、がっかりした。混ざっていない。勝手に岸良さんが料理、金井先生がワインというマリアージュを予想していたのだが、それは当たっていた。
でも、内容は、かなり、よく作り込まれたムックという感じ。ただ、2人の卓越したオピニオンリーダーの本なので、ムックとはいっても読み応えがある。期待しすぎていたのかもしれない。普通に読めばよい本だし、プロマネの本としてみれば、今までにはなかった画期的な本だと思う。
惜しいのは、昨今の不況で時代背景がずれてしまったこと。僕が岸良さんから話を聞いたときには、なんてすばらしいテーマだろうと思って、このテーマに関して僕なりの意見をメルマガに書いたりもした。が、今、この本を読んでもなるほどと思うが、むちゃくちゃ重要な問題だとは実感できない。そんなことを言っている場合ではないという感が否めない。
まあ、長く読み継がれれば、景気が回復し、重要な問題になってくるテーマだろう。
ということで、多少、がっかりした僕の目に一冊の本が入ってきた。この本屋はいったい、どういう本屋なのだ。この本をこんな棚に並べるとは!ものの道理がわかりすぎ!
そのあと、いろいろと仕事を済ませて、急ぎの原稿をほったらかして、3時間その本に没頭!メッチャ感動!
まだ、消化できていないので、紹介は明日。お楽しみに!
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