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2009年2月17日 (火)

【ほぼ日 読書日記】2009年2月16日

大阪出張。行き帰りの京阪電車の中で読んだ本2冊。

ジャック・スタック(神田 房枝訳)「その仕事は利益につながっていますか?―経営数字の「見える化」が社員を変える」、ダイヤモンド社(2009)

日本のモノ作りの現場で見える化がうまくいっているのは、モノ作りのリテラシーに支えられている部分が大きい。その証拠に、ソフトウエア現場の見える化は取り組みの割には成果が上がっていない。

経営の究極の見える化のアイディアを紹介した本だ。本としてはおもしろいし、米国で多くの人に読まれている実績もある。ただ、こんな見える化ができるほど、日本企業の透明性は高くない。

もう一冊。これも軽い本。

大林 伸安「仕事が楽しくなる!25のルール」、ダイヤモンド社(2009)

喜ばれる仕事をする
使命感が持てる仕事をする
達成間の味わえる仕事をする
成長を実感できる仕事をする
一体感がある仕事をする

の5つについて、そのための定石を5つずつ、提案している。具体的だし、現場的だし、よい本である。

ただ、専門職にはこの本を読むことはあまりお奨めできない。勘違いのリスクが大きい。専門職向けにこういう本を作ってほしいなあ。

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