【ほぼ日 読書日記】2009年1月15日
えらく難しい本に当たってしまった。
武田 修三郎「心を研ぐ フロニーモスたち―イノベーションを導く人」、宣伝会議(2009)
途中で挫折しそうになりながらも、なんとか最後まで流し読み。流し読みで理解できるような本ではないなあ。とりあえず、フロニーモスという人が必要だと言っているのはよくわかった。
よくわからなかったのは、「目利き」とフロニーモスは同じなのか、違うのか?それから、フロニーモスなる人のコンピタンスは何かという点。
何にもしても、今はコメントできない。近いうちにもう一度読んでみよう。
今日はこの本だけの予定だったが、なんか、欲求不満が残ったので、気晴らしに、この本を2章だけ読んだ。
スディール・ヴェンカテッシュ(望月 衛訳)「ヤバい社会学」、東洋経済新報社(2009)
この本、スティーヴン・レヴィットが「ヤバい経済学」でヴェンカテッシュのことを話題にして、邦訳が待たれていた本。
スティーヴン・レヴィット、スティーヴン・ダブナー(望月 衛訳)「ヤバい経済学」、東洋経済新報社(2007)
ビジネスウィークか中の書評で、ethnographyだと書いてあったので楽しみにしていたのだが、こりゃあ、ノンフィクションだな。ちょっとがっかりだが、内容は文句なく面白い。最後まで読んだら、また、感想を書く。
今日も書籍紹介を書かなかったなあ、、、今年になってまだ3本だけ。もっとペースを上げたいな。
以前、この日記に編集学校の通信教育をしているって話を書いたが、「守」のあとの応用コース「破」がえらく手間がかかっているのがペースが落ちている原因。
やっと終わったので、学んだことを活かしながら、もう少し、ペースを上げていこう。
といいたいところなのだが、実は、原因はほかにもある。僕の書籍紹介は編集学校の校長校長先生でもある松岡正剛さんの「千夜千冊」のスタイルを見よう見まねでやってきた。もちろん、作品は足元にも及ばないが。
ところが、編集学校の「セイゴウ知文術」という稽古で、作り方を習ってしまったら、なんか、気になっていままでのように気軽にかけなくなってしまったのだ。特に、本のあたり方が少ないのが気になって仕方ないので、ある本の紹介記事を書こうと思っていると、今までなら2~3冊、あたって終わっていたのが5冊、6冊あたることもある。
商売でブログ書いているわけではないので、こうなるとペース落ちるわけ。とりあえず、編集学校はこれで終わりにしようと思っているので、学んだことを整理して、少し、このあとのブログのスタイルを考えてみようと思っている。それまでペース落ちると思うので、すみません。
とここで終わる予定だったが、ちょっと良心が痛むんで、
千夜千冊はWeb版がこちらにあります。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/toc.html
でも、千夜千冊に関しては書籍版、持っておく価値あり!です。
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